<   2013年 08月 ( 3 )   > この月の画像一覧

ガン投薬で「基準値」に! 加藤忍さんには「サイン」! 新企画誕生!

本日、「生きている私」を実感した質の高さは生涯で初めてのことです。

時々、人は「ああ、生き返った気分がする」といいますね。温泉に浸かった時とか、美味しいご馳走をいただいた時とか、猛暑の中で冷房の効いた部屋に入った時とか…。ボクにいわせると、これらは全部体の反応です。
でも、「生き返ったんだ、ボクは」となると、体の反応とは別の類になります。心がそう感じたからです。
生きることを、神様がもう一度ボクに与えてくれた…って。マサミ君の復活、です。

こんなにも、生きる実感をした理由は、「抗がん剤」の結果を教えてもらったからです。

抗がん剤治療が始まったのは、今年3月から。この8月で、6ヵ月間の「ガン新薬の投与」でした。
なので、結果は毎月末に出ます。3項目ある「ガン細胞基準測定値」のひとつが標準数値(健康値)になっちゃってましたぞ。
この他にあと2項目あるのですが、先生が「最も大事な数値曲線が、5.0(8月現在8.8)の基準値なるのは9月でしょうね、もうすぐですよ」と教えてくれました。
ボクの命の恩人・エガワ先生が滅多に口にしないことを言ってくれたのでございます、ハイ。

がん病室で「抗がん剤投与」をしている3時間程度はひたすら眠りに落ちていますが、病院を出て、街の喧噪を見聞きしたとたん、「生き返るんだ、ボクって」…と、実感しました。
本日はうれしくて…。

実は本日予定があったのですが、キャセルせざるを得ませんでした。
ハン ヒョジュに会いに行くことだったのです。でも、予約したのに行けなかったのは、薬を変えたからです。この薬は副作用は少ないんですが、とにかく眠たいのですよ。なので、ボクの憧れの人と会う時間は眠っていて行かれないから。

でも、昨日は会いました。
サインまでいただいて…。そうです、加藤忍さんと初めてお会いできました。
思っていたとおりの女優さんでしたね。昨日はボクの「記念日」でした。
そして、今日の「基準値」の発表でしょ。大変ですぞ、ボク自身でもこれほど「生きる実感」の会った日はないですよ。なので、「興奮値100」でしょ!

そんなこんなで、会社も新しくすることにしました。
新社名「ポラリス」です。ポラリス、韓流のきっかけを作った「冬のソナタ」にも出てきました、この社名。
ポラリスとは「北極星」のこと。人々に「方向」「道標」として、役に立っている星です。小さいけれど、動かない。いつでもここにいる星・ポラリス。そんな意味を込めて社名にしました。

先ほどまで、みんなと話し合いました。
「新会社の新事業はなにか記念になることをしよう」って。
嬉しくて仕方がないボクは、「3月にもユーガットをしよう!」って、提案しました。
3月と言えば、「春休み」であり、学生たちは上の学校が決まる月です。新卒者が社会に巣立つ月でもあります。そして、桜の月…。
ボクは大学の校章が「桜」だったので、大学から「合格通知」が届いた日、親戚、関係者に「サクラ サク」と電報にして、知らせたこともいい想い出になっています…。その月に「若い人の手紙たち」をコンセプトにして、8月公演は「家族からの手紙たち」と今まどうりで行こう!

ファミリーコンサートのコンセプトは壊さずに。生の声で、生の演奏で、舞台はカラで。
3月公演も8月公演も、創り方は同じですが、3月は「若い人たち」、つまり、伊藤君やヤベっち、厚澤さん、佐々木さんたちのような実力で「ユーガット」の板に乗ってこれる若い役者さんにチャンスをあげたいのです、これからの「ポラリス」の公演には。
本番は世間が「春休み期間」にしようと決まりました。10月の抽選で当たるか否かはまだなんとも言えませんが、3月21日(金)、3月22日(土)あたりです。

で、この舞台の位置づけは8月公演を「大きな手紙たち」とし、3月は「小さな手紙たち」の意識付けです。

「ピーターパン」あたりから、ユーガットの舞台は大きく変化してきました。それまでは、どちらかといえば「音楽」に力が入っていました。でも、ここ数年「芝居」に対する重さが増してきています。ここの変化もまた、常連さん達には楽しみのひとつになっているようです…。

で、いろいろ考えました。
「日芸」と「くにお(国立音大)」のタッグを組んだカンパニーか? とか、
「劇団AUN」との共同か? とか…。そう見られても仕方ないと思うのです。
この舞台は一見軽く見られがちですが、ご覧なられた方にはご理解いただけたと思っていますが、3拍子揃っていない役者さんでないとなかなか仕上げられない手強い舞台です。

3拍子とは、
1.芝居が出来ること 2.歌唱力(台詞のこころで歌うこと)」があること 3.踊り(場面に適した動作も含めて)ができること、ですね。
となれば、板に上がる人材も、必然的に限られて来るのではないでしょうか。
劇団も、出身校なども限られてしまうのは仕方ないとおもいます。

伊藤君は「ユーガット」と出逢う以前は、「歌」の成績は「1でした」が、こうして二期会の栗原さんの音楽指導、岡田君の音楽指導で発生から音感、音質まであっという間に「3」に慣れました。美波さんは二期会のスターでもある、メゾソプの林美智子さんに歌い方を教えてもらいました。そんなこんなで、「ユーガット」の稽古場は若い役者さん達からもうらやましく感じられる贅沢な稽古担っています。
そして、役創りのは日本を代表するシェイクスピア劇団「劇団AUN」の女優の林蘭さんと、声優でもあり、女優の柳沢三千代さんがアドバイスしています。演出家であるボクは、ラクです。脚本に力を注いでいられます。

まあ、ここまで育ってきたと、言うことです。
ここまで、育ったのは確かに先輩たちの後輩への訓練があったからです。支えていたのは、岡田君や三千代さん、蘭ちゃんのがんばりと若い人たちが先輩の指導を吸収する意欲と努力があったからです。
そしてとても大切なことなんですが、これだけは確信を持って言えます。
皆様が遠方より劇場に足を運んでいたけているという事実です。これがあるから、こんなに長い歴史を創れるカンパニーが出来上がったのです。

いまさらですが、ボクたち板の上に上がる者たちは、加藤直先生ではないですが、所詮「河原乞食」でございます。ご来場いただれるお客様あっての、檜の板のうえ、なのです。
ご来場いただけるお客様に素敵な時間を過ごしていただきたい、その一心で精進しています。
出演者の感謝とよろこびが、「ユーガット」の心音、になっています。

良い日だ、今日は。


…まさみ…
by masami-ny55 | 2013-08-29 05:52 | 日記

11通目の「優等生からの手紙」 感謝!

お盆休暇の真っ只中での公演でしたから、切符の売れ行きが芳しくありませんでした。
例年より、2週間は早い日程です。

でも、公演当日は3回ともほぼ満席です。うれしい限り。

今年もいろいろありました…。
ヤベっちが、主役の重圧にモサモサしたり…
伊藤君が他の舞台と掛け持ちだったので、稽古不足にならないようにしたり…
蘭ちゃんは、若いモンの演技を注意したり…と。

今年初参加の劇団AUNの佐々木さんは、まったく歌が出来ませんでしたが、二期会のクリさんの指導でなんとかアンサンブルに参加出来ました。とても彼女は稽古熱心でした。
もっとも、音楽劇・ユーガットのなかで歌をはじめてやる人に歌わせるほうが乱暴なのですが、彼女は頑張ってあそこまでになれました。いい体験だったと思います。

佐々木さんの話のついでになりますが、ラストシーンは初回の本番とその後の公演は変えました。なので、ご覧になった方は物語の印象が違っているかもしれません。でも、それでいいとボクは思っています。
エンディングを明確にした、という訳です。

岡田君もなんとか間に合ったようでしたね。
やっぱり、「サル…」は我がユーガットメールのテーマ曲みたいになっていますから、ね。

明日から入院。16日に戻ってきます…。
来年は、
「星の王子様からの手紙」
です。
e0013640_1443344.jpg


…まさみ…
by masami-ny55 | 2013-08-14 01:43 | 日記

ユーガットメール#11「優等生からの手紙」パンフ入稿!

おはようございます。
久々に記事を更新します。

お陰様で、ユーガットメール#11「優等生からの手紙」の稽古は順調に進んでいます。
完成させるまでには、もう少し歌の場面の合唱でのバランスを安定させないといけません。
まあ、二期会の栗原君に任せていますが、まだ手直しが必要…。
土曜日のみ出演する岡田君も、こちらの稽古は真剣そのもの。稽古時間が取れないので、少ない時間で懸命にみんなとの絡みを稽古してます…。

子供の頃の自分が突然、現在の自分を訪ねて来たら…、そして、初老の自分と現在の自分が会うことになったとしたら…。「ファンタジー」です。こんな台本を書いてしまいました。

パンフを入稿しました。前田秀ちゃんが頑張ってくれて、豪華でおしゃれなデザインで完成です。
それが、これ。
e0013640_7414399.jpg今までの印象とはずいぶん違っていると思います。何卒劇場にお越しいただき、じっくりと観察してみていただきたいです。パンフの「ユーガットメール物語」の抜粋を載せておきます…。


「あれッ…?」
今年のパンフを手にしたときに、そんな驚きがあったのではないかとお察しします。とくに常連様には…。
いままでの明るいイメージとは大幅に違っていたと思います。いままでの10年間は、「ファミリーコンサート」の色合いを強く押し出していたので、パンフ編集スタッフは、明るく、健康的な印象でデザインしてきたようです。それがこの表紙デザインになったきっかけは、実は、昨年の舞台なのです。

昨年のステージで皆様から数多くのご高評をいただきました。「いままでとは違った感動が伝わってきた…」と。

私たちは、皆様からのご高評を聞かせていただけることが、最大の歓びです。特に、林蘭が扮した「初」と、「奥様」を演じた柳沢三千代の場面が強く印象に残っている…とか、少年を演じた福原美波の演技がいい、とか。矢部祥太の「曹操の短歌行」を原語で詠んだ場面は圧巻だった…とか。とにかく、皆様のそうした感想がどれほど私たちたちに勇気と希望を与えてくださっていることか…。

11年目を迎える我がユーガットメールカンパニーとしては、「音楽ステージ」だけは、これまでどおり続行していくとして、「物語」と「その演技」にも力を注いでいこう…と、なりました。
両眼がほとんど見えなくなった座長・山田展弘も、「確かに音楽的は他にはない舞台なのでこのままでいいと思います。芝居も昨年どおり本格的にやっていきましょう」と言ってくれました。
ナマ歌、ナマ声、ナマ音のコンセプトはそのまま生かそう…と、稽古初日に集まった仲間たちとで、合意しました。その後、みんなで、なぜ昨年はあれだけのご高評をいただけたのか、感想を出しあったら、結局「台本だよ」という結論になったようです…。ハイ…。
となると、脚本と演出を担当するボクには、大変な責任がありますね。芝居もかっちりと演じられる本にせい、とのことです。責任を取ることが、三度の飯より好きなボクは、ますます燃えちゃいますが、反面は…ヤバッ! です。

そこでボク自身がイメージを変換しました。音楽劇だけど…音楽が主役ではない舞台…物語がはっきりして、音楽が満ちあふれた舞台…ってことだなッ…とイメージを確定です。
例によって、使う音楽は誰でも知っているポピュラーな曲を選曲することは今までどおり続行して…。
ああだこうだ、と連想しているうちに、今回の物語が完成。

昨年は、「母さんの物語」だったから、今年は「父さんと息子の物語」…、なのですがここはひとつ、「ファンタジー」に仕上げちゃおう…って。音楽もいろんな調子で使えそうだし…ねッ。
ファンタジー。そうです、現実にはありもしない「おとぎ話」です。それを今回やってみよう、と決意したのです!
なんでもあり、がファンタジーを一層おもしろくしてくれます。なんでも書けます。とくに神様でもないボクが、神様みたいに「時間を操作」できますぞ。
パンフの表紙には「物語」のイメージ、本文には「音楽」のイメージです。開けて中を見ると、なんとも言いようのない子供が書いたみたいな文字が…。そう、今回はおっかないことも平気で起きる「ファンタジー」ですから、ねッ。多少でも、驚いていただきませんと、ねぇ。いかがでしょうか?

さて、岡田誠とピアノ1本でコンサートを創ったのは11年も前のこと。即興の台詞をその場で書いて岡田に手渡したことが、ボクの三十年以上も眠らせていた「舞台根性」を学生時代のように、復活させるきっかけになりました…。あれから、もう十年が経ちました。
ボクにとっては、「夏休み」だけの一作品ではありますが、心にしまってある想い出の人たちとの出逢いと、そして別れの中で見てきた人々の人生とボクの生きる実感の繋がり。それを「音楽」と「心の声(手紙)」と「お芝居」で皆様に提供できる機会を創ってくれたのが、このカンパニーです。



今年の舞台の見所は、
1.子供の頃の「信介」を演じる美波さんが歌う「ヨイトマケの歌」の場面。
2.林蘭が演じる秘書と、信介社長との喫茶店での「語らい」の場面…。
3.ラストシーン…!
4.山田/福留/栗原/岡田の「グリー(男声合唱)」は、必ずや皆様を満足させると信じてます。
さらには、二期会の大ベテランであり、アリア専門の声楽家の栗原君がですよ、「演歌」をヤッちゃいます、ですよ。絶対に二期会には内緒にしてあげましょう…いいですね、そんとこは…。台本を読んだ時に栗原君たら「ウッソだろう!」と、悲鳴を上げましたが、ダメです。やっていただきます!

日本を代表する声優・柳沢三千代のあの「手紙たち」と、真っ直ぐな「物語」と…そして、いつもの「アンサンブル」です。
お楽しみ下さい。

で、今日の稽古風景を特別に…。
e0013640_23123226.jpg



…まさみ…
by masami-ny55 | 2013-08-04 07:45 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


by masami-ny55

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

Translation(翻訳)

記事ランキング

以前の記事

2015年 10月
2015年 04月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 08月
more...

カテゴリ

全体
日記
我がヤンキース
自己紹介
未分類

フォロー中のブログ

空とぶっちゃの日々
松井秀喜選手の「夢」物語

検索

画像一覧

その他のジャンル