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てらサンの「カレー」と「天城越え」

e0013640_4121813.gif昨日の晩、事務所に現れたのは、ユカリちゃんでした。
ユカリちゃんって、「気をつけ!」すると、雪ダルマさんみたいなのです。
こんな悪態をついても、ユカリちゃんは「いいの、いいの、だって私、そうなんだモン」
と、軽くわかしてくれる素敵な現代女性です…

独身。おつとめは、ボクが生涯買わないであろう大手自動車メーカーで広報担当をしています。仕事の性格上か、それとも天性なのか、彼女の特技は、お話すること。しゃべり出したら誰も彼女を止められません… ハイトーンの声が一定に定まって話し始めたら、スイッチ、オン!

特技はもうひとつ、あります。
それは、世にも珍しい…見たことのない風景が、ボクたちの目の前に現れます。

なんだと思いますか?


それはそれは、スゴイのですよ。ユカリちゃんの「カラオケ」です。

彼女の「カラオケ」を見たのは、いまから7年前のことでした…
ボクは生まれて初めて、歌を「見た!」という貴重な体験をしました。「聞いた!」のでは、ないのです。誤解のないように…

その歌は、「天城越え」でした!


恨んでも恨んでもからだうらはら
あなた…………山が燃えるぅ~
戻れなくてももういいのぉ
(と、ここまで見たたけでもボクの全身は汗だくだったのに
…この次がスゴかった!)

クラクラ燃える地をはって
あなたと越えたい 天城越えぇ~~

この最後の、「天城越えぇ~~」
が、振り付き、なのですよ、振り付き…雪ダルマの右手がボクの方にまっすぐ伸びてきて、やがて上にあがっていくのですぅ。歌詞が…18禁みたいだし、歌っているのは、雪ダルマちゃん。なんとも、このミスマッチが、これまた…悪夢です。

そうです、雪ダルマの熱演演歌をボクは生涯忘れることが出来なくなった。
残像が、この目の奥にしっかりと刻まれて、記憶されたのです。

ふっと気がついたら、隣で一緒に「見ていた」カナちゃんの細っこい腕に、しがみついていたボクでした。
「買いますね、ウチのクルマ…」
と、この瞬間ユカリちゃんにじっと見つめられて、こう言われたら、
「買います買います買います」と、三度は返事していたことでしょう…。

…こわかった。

音楽が、こわい…
オペラでは、こわい体験のアリアやアンサンブルは、しょっちゅう聞いてきたけれど、こわい、意味が違っています。背筋から汗…でした。

このとおり、とにかくユカリちゃんはボクの大のお気に入り、の女性です。働き者で、サービス精神は人一倍。人の面倒は、我が事のようにかかわってくれます。そのうえ、見た目はみんなに親しまれる…なんで独身なのか、ボクには理解不明。運転は上手だし、出張すればお土産を買ってきてくれるやさしい人なのです。

「まさみさん、カレー食べましょうよ」
と、事務所に現れたユカリちゃんは、こう誘ってくれます。
「カレー?」

で、ボクのグロリアを、
「疲れてるでしょ、道は私がわかってますから…」
と、さっさとキーを取り上げて、運転席へ。ボク、助手席。

e0013640_4141635.gif東名道路を走り抜けます。「川崎」で降りました…
この間車内では、ユカリちゃんの独壇場です。もっぱらボクは聞き役担当。
「フンフン…なるほど…あッ、そう…わかる…で…そうね…しらなかった…へーーッ」
これだけの単語さえ知っていれば、ユカリちゃんとお友達になれるのです。

どうやら、目的地の「カレー屋さん」に到着したようです。
「路上駐車は最近厳しくなった」
という理由から、隣に立っていたパソコンショップのビルにある駐車場に乗り入れです。
「これで大丈夫、私もいつもこうしてるから」
「あッ、そう」

カレー屋さんは、連想していたカレー屋さんではなかった!
渋谷の「いんでいら」みたいなお店を連想していたのだが、大違い。
本格派のタイカレー、でした。

扉を開けたとたん、タイ独特の香辛料の香りがお店に染みついているほどです…
店内はテーブルはなくて、「コの字型」にカウンターが創ってあります。
ひとつひとつが、どことなく…洒落てる。

カウンターの中で、カレーを作っていた男が、こちらを振り向いた…
「あッ、てらサン!」
「どうもどうも、ひさしぶり」4年ぶりか…


てらサン。
ボクはこの人を、芸術家として認めている。日本カレンダー大賞も受賞。アメリカのデザイン会社でもその腕前は評価済み。乃木坂に事務所を構えていた頃、ボクと出逢った…

その男が、突然事務所を閉じたのは、4年前のこと。
「カレー屋をやるらしい」
との噂も聞いていた。そして、てらサンは、全財産をなげうって、このお店を開店したのだ。

てらサンが作ったカレーを食べた。
ホントにボクは、涙をこらえるのが精一杯だった。
うまい。凝り性のてらサンならではの本格派カレーだった。
お皿のひとつひとつといい、タレといい…随所にてらサンの気性を感じるから、危なく涙がこぼれそうになる…我慢しなくては。
「うまいよ、これ…」
月並みな言葉しか出ない自分が、恥ずかしい。

もう死にそうだよ…と、てらサンはこぼす。

例の駐車管理が厳しくなった今日、店の前に路上駐車してまで、ここのカレーを食べに来るお客はいなくなった、というのだ。「お昼の売り上げが、いままでの三分の一だよ…ひどい、よ」
せっかく開店したカレー屋なのに。
デザイン業務を廃業してまでこの仕事に乗り換えたのに…
「時代、かな…」
てらサンはそう呟く。まるで、いまのボクとおんなじだ…
記者と作家生活もやめてまで、今の会社を創ったボクと立場はおんなじだ。
「時代、かな…」

てらサンに頼んでみた。
「ユーガットメールのチラシ、作ってよ」
「…」
しばらく黙っていたてらサンは、「…で、いつまで欲しいの?」
「来週」「んーー、無理だよ、もう少しだけ時間をくれる? なら、やるから」
「わかった」

e0013640_4185419.gif話は、これだけだった。
隣にいたユカリちゃんは、ボクとてらサンの会話を、じっと見守ってくれていた…

ユカリちゃん宅はこの店の近くなので、お母さんが迎えに着たクルマで帰った。



ボクの帰り道は、ひとりだ。

深夜の東名高速を池袋方面に走り続けた…
慣れない道だった。トラックが多くて、運転もままならない…
高速道路なのに、カーブが多く、ブレーキとアクセルを踏み分けて、慎重な運転を強いられる…

これが、生きる、ってことか…

てらサンの「カレー」とユカリちゃんの「天城越え」は、どっちもボクの大切な、大切な「宝物」なのであります。生きる人の「味」がしてくるのです。


今日の朝、メールがあった。てらサンからだった。
「元気そうで安心しました」
と、書いてあった。…それは、こっちの台詞だぜ、てらサン。
近々、またタイカレーを食わせてもらいに行きますから。
大勢連れて、満席状態にしてあげよう。迷惑そうな顔するだろうな、職人気質の、てらサンは。
でも、きっと、よろこんでくれるはずだ。

今のボクが、てらサンに出来ることは、これだけ、だから…


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てらサンの「カレー屋」を公開します!
http://blog.livedoor.jp/yimyeem/
です。

…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-29 04:26 | 日記

板橋 赤坂 韓国カンヌン 米国ミシガン NY…のブログたち

仕事柄なのかそれともボクの気性なのか、多くの人たちの中で生きています。
ひとりぼっちだと気がつくと、ゾッとします。お化け君でも、お化けサンでもいいから、話し相手になって、ひょっこりと出てこないかなあ…と、さえ思うほどの、人恋しいボクなのであります。

そのボクの話し相手は、時々人だけとは限っていません。楽器だったり、CDやDVDに、PCだったりします。が、一番の長い友だちは、「クルマ」です。
そのクルマなのですが、最近、乗ってたクルマが変わりました。

いままでは、スカイライン。
基本的に2人乗りですが、大勢を乗せて移動することが多いので、助手席に乗る人は、ジャンケンです。だって、後部座席は狭い。ギューギュー。3人が後部座席に乗り込むこともけっして珍しくありません。スポーツカー、それも真っ赤な派手なクルマに、農協の団体さんみたいににぎやかに移動です。
もっとも、移動先が白金とか六本木などの「人気スポット」ならまだ救われるのでしょうが、四谷の焼き肉屋さんだの、白山のお好み焼き屋さん…です。

で、これではあんまりなので、古いグロリアに乗り換えました。
これなら、大勢で移動しても、少しはラクに移動出来るからです。
だたし、大きなクルマになったので運転するボクにとっては不便を感じます。小回りがスカイラインのようにはいかないからです。

板橋のアパートから職場に行く道すがら、踏切を2回こえます。
駅前の商店街を抜けながら、のんびり走っているのですが、この商店が楽しい。コンビニの隣が電話屋さん。乾物屋の隣におソバ屋さん。その近くはドラ焼き屋さん。地元の商店街の人たちが通うパソコンスクール、隣は洗濯屋さん。その洗濯屋さんの向かいにも洗濯屋さん。競合してます。八百屋さんあり、魚屋さんあり。鍵屋さんもあります。
対向車線は1車線。狭い車道をのんびりのんびり…。
1回目の踏切は、JRです。人混みを避けながら慎重に通過していますが、ときどき犬を連れた高齢者がいるので、とくに気をつけます。

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この商店街を抜けてしばらくは知ると、すぐに巣鴨の地蔵どおり商店街に出ます。ここは、狭い。
都電の踏切をこえますが、高齢者のカップル、団体さんで毎日ごった返しています。
半袖のおばあちゃんたちが大勢で踏切を渡っています。
…夏らしくなってきました。

ボクは夜遅くなると、この地蔵通り商店街の家庭料理「ときわ食堂」で食べます。
野菜炒め定食が450円、サンマ定食は500円程度。納豆と生卵を特注して豪華版にしても、700円でおつりがきます。冬は、肉ジャガ定食とかおでん定食。それでも、600円程度でお腹が温かくなってきます。
近所で生活している叔父さんやひとり暮らしのOLさん、グループで来ている人たちなど、いつもこのお店はにぎやか。ビール瓶をおいて、お刺身を食べながら雑誌を読んでいる叔父さんもいます…

板橋の商店街にも、おそらく都内1番の安さ、という中華屋さんがあります。
五目ラーメンと餃子をつけて750円。これがボクの一番のお気に入りになっいます。
定食は、450円から750円程度です。中国人が料理してくれますから、味は保証付き。

昨日のこと…
久々に「都会」に出たくなりました。赤坂でちいさな飲み屋さんを出しているチャコとおしゃべりをしたくなり、「今日、行く!」
で、クルマで移動です。ボクはそこに行っても、お酒は飲みません。クルマ、だし…
おしゃべりがしたくなったから。
さて、駐車場です。みつけました、どこにでもある、あの「100円パーキング」です。

ひとりでは、淋しいので荻窪のババちゃんに電話です。
「来いよ!」 …「行く!」
ババちゅんも目下、禁酒中。あんまりのデブぶりが気になってお医者さんに見せたら、なんでも脂肪が付きすぎて、死にそう、との診断だったそうです。要は、喰い過ぎ、なのですよ。身長はボク程度なのに、体重はボクの2.5倍! 100キロをこえました! だから、彼と一緒のエレベーターは問題です。新聞沙汰にはなりたくありませんので、ボクは階段を使って4階まで。

ふたりでは、淋しいので、オカダ君に電話です。新国立劇場で「マクベス」だったか…「理髪屋」だったか…とにかくなんか本番でしたが、電話したら「終わりました」とのこと。「いま、ボク、赤坂。来る?」
「行きま~~す!」

お酒も飲まずに3人、男のくせにおしゃべり疲れ。

「コーヒー、飲もうよ」と、ババちゃん。
「いいけど、ここ赤坂だぞ…」と、ボク。
「??」との顔のババちゃん。

店内には行ったら、ババちゃんが突然「すげ~~」と、声を絞りました。
とてもじゃないけどボクたちが来るようなお店ではない、のですよ。高級感が漂ってます。
ということは…

出て来たアイスコーヒーは、カクテルグラスに注がれていました。
ちびっと、しか入っていません。
「18時間、かかって創ったコーヒーでございます…」

で、おそるおそる伝票を見るとぉ~~
!!!!
ね、スゴイでしょ。ひとり、1300円。
もし、アメリカで1杯13ドルのコーヒー出て来たら、どうなっちゃうでしょうか。
3人で、3600円!
「ときわ食堂」の一週間ぶん、ですね。

話のタネ、とババちゃんは笑っていました…

「100円パーキング」でクルマを出そうと、精算機へ。
あらあら、20分で400円だそうで、3800円、でした。
あ~~~、これでは、海外の友達を「アカサカ」には、ご案内できそうにありませんねぇ。
板橋や巣鴨の庶民的な場所を案内したくなりますが、いかがなものでしょう、か…。

極端な都会、それがいまのボクが住む「東京」ってことなのでしょう。NYも極端だったけれど…この極端さとは違う気がします。


そうそう、韓国の友達がブログを作りました。
見てあげてくださいませ。

http://hanabuta8.exblog.jp/
「韓国 日々の生活」
です。
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彼女は、韓国で、日本語教師をしています。
マキちゃん、っていいます。ボクはこの先生とは、お会いすることはありませんが、「メル友」さんだったのです。いまでは度々お手紙も交換しています…なので、いまでは昔流に言うと「文通ともだち」って人です。

このブログの作り方を指導してもらったのは、実はマキちゃん、なのですよ。それから、ボクの「韓国ドラマ」も、彼女の解説つきで楽しみました。しかし、現実を知ると「あこがれ」が消えちゃうときもありましたが…。
まあ、そんなことはいいとして、まずは、ご一読のほどを。

この際、カテゴリの引っ越しついでに、ご紹介しておきます。ボクが朝、読んでるブログです。

http://blog.livedoor.jp/iruleusa/
「Guess What?」
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ミシガンの主婦、お子さんがカワイイのですよ。ご一読してみましょう!
で、1票入れてあげて、ね。けっこう、緊張感があったり笑えたり…東京生活しか知らない人には、驚異の内容かも…ですよ。短文で、いい原稿です。

http://soranokanatainny.blog20.fc2.com/
「Soraの彼方 inNY」
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タイトルがいいよ、ね。
NYの話と言えば、「喰う」「遊ぶ」「買う」ってブログが圧倒的なのに、このブログは日常生活を書いていますよ。もっとも、体験的な紹介もあって、じつに誠実な文章。これも上記の通り、主婦のブログです!
1票、入れてあげて、ね。
きっと、よろこぶはずだから…

e0013640_18322488.gif引っ越したら、おもしろいことが起きてますよ、ボクのブログに。
おもしろい、うん、新しい出逢いを感じています…



…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-27 18:42 | 日記

引っ越しのご挨拶

e0013640_2233266.gifカテゴリの引っ越し、です。
1位になるのはいいけれど、ヘンテコリンなコメントや困ったメールが…

のんびりと書けないから、ここに変えました。

まさか、ここなら… まるで、かくれんぼ、です。

無断でカテゴリを変えちゃっけど、ご迷惑をおかけしていたら、ごめんなさい。
お詫びします。

でも、ホッと一息。これでまた、のんびりと記事が書けそうです。いい環境ですよ、気に入ってます。
今後とも、お気軽にお立ち寄りください。
立ち読み、大歓迎です。
よろしく!

…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-25 02:24 | 日記

時のなかで…

本郷の坂をあがっていくと、東大に出ます。この事務所から徒歩10分、程度です。
そこから右に折れて、大通りを歩き続けると、老舗の和菓子屋さんがあります。
創業は明治だ、と聞いています。店先に並べてある和菓子は時代の流れを止めたまま、そのままの姿で今日もまた、同じ形で並べられている…

王子近くに、神社があります。
地下鉄から降りて、この神社の前を歩くと、いつも覗きみてしまうのは神社の隣に立つ小さな和菓子屋さん。看板は古く、創業は寛永と書かれてあったからいったいどんな味がするのか、草餅をひとつ買って、歩きながら食べてみました。お茶が欲しくなりました。

何代も続けている和菓子屋さんは、東京だけではなく、きっと京都や仙台、金沢や松山など全国には伝統のある和菓子屋さんが多く散在していることでしょう。お茶好きの日本人のこと、甘味はもはや生活の一部です… 地方出張のおみやげはまず、甘味物なのだから。

伝統、歴史があります。


最近、経済事件が目立ちます。事件を起こしている会社をみると、ボクは「歴史は浅いなあ」と感じてしまう。5年程度で、大企業になった、と胸を張ってみせる青年実業家の笑顔はとてもとても眩しい。輝きがあります。そんな人たちにあこがれを抱く人がいても、当然でしょう。…しかし、突然消えてしまうこの不思議さ。これが、現在の日本ということなのでしょう。

寛永年間から商売をしているんだったら、ビルの1本や2本オッタててもいいじゃないか! もっと、多角的に販売したら儲かるだろうに… と、「彗星型経営者」たちなら、きっとそういうでしょう。
いや、今時1コ100円だの200円だのと、そんな商品は製作コストと販売価格を計算しても無駄だ、それよりも、1発100万円とか1億円とかの仕事を探せ!
…なんていう、声すらボクには聞こえてくる。そして、この「声」が、今の日本のホントのところではなかろうか…。生活経済を安定させる努力よりも、一発屋経済と時期物経済だけを優先しているのがいまの日本経済のような気がしてなりません。
歴史も伝統も、こういう人たちの目には価値がないのだろうか…
日本経済がGMP第2位になったが、このとき世界各国で評価したのは日本の「技術力」だったはずです。物づくりニッポン、その地味な努力と成果の累積が評価されていた。…でも、最近は疑わしくなってはいないか…

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日本サッカーチームがブラジルと戦って、1-4で大敗して、予選で姿を消しました。
一方、ベースボールは先だってのWBCでは「世界1」の頂点に立った。
スポーツはすべて「勝ち負けゲーム」なのだから、その都度、勝ったり、負けたりを繰り返す。
…そして、その結果の累積が歴史という伝統を創っていきます。

日本では、サッカーの歴史は野球(ベースボール)に比べると、その歴史は浅い。プロスポーツ史、という観点でみるとまだ、40年そこそこ、というのが正直なところではないでしょうか。15年、という人さえいました。
だが、野球は日本では100年が経ちました。1907年、この年日本ではじめて「有給試合」をしているのです。これは、ベースボールのふるさと、アメリカ人の方がよく知っていました。「ニッポンはベースボール先進国だから」と、熱く語ってくれたのはNYの友だちでした。
日本でプロ野球が誕生したのは1920年(大正9年)、関東大震災の3年前のことです。巨人軍は1934年(昭和9年)に。翌年(昭和10年)にタイガースが発足。そのまた翌年1936年(昭和11年)には、名古屋で2チーム、大阪の阪急も名乗りを上げて今のようなリーグ戦を戦っていたのです。

1907年、日本ではじめて「有給試合」をしてからおよそ100年目で日本ベースボールチームは、みなぎる大先輩たちとの死闘の末、ようやく「世界1」の座に上ることができたのです。
王監督がニッポン式凱旋儀式「ドーアゲ」を、ベースボールのふるさと、アメリカの空高く舞った姿は皆様もご記憶のとおりです…
どんな形であったにせよ、ニッポンベースボール(野球)が「世界1」になりましたが、
ここまで成長するのに、日本の野球選手たちは100年という時を費やしています…そして、プロ野球を愛する人たちも100年間、待ち続けたことになります。
この間、あの戦争もあり、戦場から帰らない選手になった数は大勢いたと聞いております。

ボクは、昨日のサッカーの試合で一番印象的だったのは、選手たちのプレーではありませんでした。
試合後、自分たちの負けが決まった後で、グランドから立ち上がらず寝そべったまま、子供のようにひとり、涙している中田選手の姿でした。
この姿に、誰が文句をつけられましょうか! 
「また、次があるからさッ」などという、その場限りの安っぽい言葉も彼の涙を止めることはできないでしょう…

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かつて野球人たちも中田選手同様、長島選手がそうであり、村山投手がそうであり、古くは川上選手や藤村選手たち…も、「その涙」をグランドに落としました。
そして、その姿をファンは見届けてきたのが、ニッポンベースボールの歴史なのです。

ニッポンサッカー。
その「中田選手の涙」から始めようではありませんか! 
ここから、ニッポンサッカーの歴史を重ねていきましょうよ。
まだまだ若いチームです、ニッポンサッカーは。でも、この若さで4年に1度のビッグタイトル挑戦チームに育ったことだけは間違えないのだから。

サッカーファンたちは、中田選手たちを育てあげる「義務」があるような気がします。
ベースボールも同じですが、無意味な勝敗至上主義や、過剰期待感などで彼らをみては、選手たちが育ちにくいのではないでしょうか。そもそも、そんな観戦の仕方で試合が見られるのでしょうか?
そして、日本のメディアもそろそろ「時期物経済」をあおるようなことはしてほしくない…

そう感じているのは、ボクだけだろうか…。

…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-23 16:12 | 日記

シアトルから…

e0013640_1730328.gif先ほど国際電話がありました。
「国際電話」っていう、この言い方の古さと懐かしい感覚…。

今では、E-mailが飛び交っている新時代です。世界各国、どこにいてもPCさえあれば一瞬にして「手紙」の交換が出来ます。プロバイダーを通して、「生の声」の交換も出来ます。「テレビ通信電話」も出来るようです。電話している状態と同じことが、手軽に出来る時代になりました。

でも、今日は電話でした…

シアトルで暮らしている古い友達からでした。ボクが経済記者をしていた頃、ニューヨークに赴任になり、そのとき知り合いましたら、もう、20年以上のおつきあいをさせていただいています。
この人はニューヨークでOLをしていましたが、その後シアトルに引っ越し、そのおかげでボクもアメリカに行くときは、シアトルに寄り道しています。ニューヨークのような都会しか知らないボクにとって、シアトルは生活リズムがのんびりしすぎいて、ボクの調子と合いませんが、それでもあちこち散策してみると楽しい場所も発見できます。
シアトルは入江の都市だから、景色が素晴らしい。例えば、海から見る夕日とか… 空の青さとか… 閑静な住宅地とか… タウンの適度な賑わいとか…

ボクはメグ ライアンの大ファンですから、
「めぐり逢えたら」
の映画を想い出して、撮影ロケ地を探したくなり、この友達とふたりで「マーケット」へ。で、ウロウロ探し回った末、ついに発見! トムとロイの撮影でつかった「レストラン」に入って、映画に出て来たとおりのメニューを注文。さっそく食べてみたら、ホントだ、これは美味しいんだ! ついで、だぁ。この際、スターバックスの1号店で、「茶スッカ!」 完全なるお上りさん、ミーハーでございました。しかし、こりゃ、楽しい。
水上ハウスに行ったり、高級住宅地マグノリアを歩き回ったり…

…と、そんなことを楽しんで東京に帰ってきました。
その後、何度か仲間たちとアメリカに行っていますが、シアトルにも仲間を連れて行くことにしています。友達を、シアトルの友達に紹介です。友達の輪が広がります…

で、今日の電話はシアトルの友達の家に、ボクが紹介した人が遊びに来ているよ、という報告です。
楽しそうな声でした…


人との出逢いが、太平洋を越えて、こんなところまで繋がっていました…


…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-22 17:32 | 日記

早く「青空」に…

e0013640_14174097.jpgわぁ~~~、大変だぁ~
ブログランキング「1位」になっちゃってるぅ。
どうしましょう、どうしょう、どうしょう、どうしようかなあ…筆が乱れる、流れてる。
瞬間最大ナントカ、にしても、こんなスゴさってボクの小さな心臓では間に合わない…感動を超えて、言葉が出ません。
衝撃! です…。

こういうときこそ、本気出して一世一代のもの凄くいい原稿を書き上げるべきなのに…
しかし、「理想と現実」はいっつも大きく食い違っているのがボクの人生なのです。
いまのヤンキースじゃないけど、ボクは目下、創作性に欠けているのであります…よ。

溜まっちゃって、溜まっちゃって…しなければならないことが。
例の「ユーガットメール#4」の台本はじめ、本業の仕事に、会社の運営…クルマの点検に、歯医者さんとのスケジュール出しと大学病院との連絡…などなど。しなければならないことが、山積みなのですよ。

とにかく、感謝です!
こんなにスゴイことになっちゃって… 一生の想い出になりました、です、ハイ!
皆様のおかげです。


ここのところ、皆様もボクみたいに梅雨空のような人たちが多いのでは?
とくに、ヤンキースファンを筆頭にスポーツに感心のある方々は。
東京Gは連敗が続くし、サッカーはルールすらまったく知らないボクだけど、こっちの方も梅雨空なみなのでしょ…

ストレスが溜まっているときに限って、なんとなんと「1位」をいただけるとは。

生きているって、おもしろですね。うまくいっていないなって思っても、どこかで救ってくれる…
別れたら、また、新しい出逢いがあったりして…

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きっと、この梅雨空は、もうすぐ「青空」になることでしょう。


…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-20 14:20 | 日記

設定変更しました

どうも最近、このブログをオンしても、なかなか立ち上がらない…
重たそうなのです。そこで、もう一度、「設定」を読んだら許容量に制限がありました。
そんなこと、知らなかったので「設定」のやり直しをしてみました。
すると、無制限になりました。

どんなに沢山書いても大丈夫、という訳です。

もしかしたら、このブログを読んでくれている読者の方々にも、今までご迷惑をおかけしていたかもしれませんね。
で、どうでしょうか? 立ち上がる時間が、少しは早くなりましたでしょうか?

無制限の設定にしたら、「名刺」が付いてきました。自分の写真が掲載できるのでしょうが、そのヘンはご勘弁いただいて…。イケメンならいいけれど、姿形には、トント自信がないので。

さて。
日本国中、ワールドサッカーの話題で持ちきりです。
ボクは野球は大好きなのですが、サッカーは…ルールさえ、知りません。
選手の名前も、中田、ヤナギサワ、川口…しか出てきません。
そんな程度ですから一昨日、日本チームが負けたということも、知りませんでした。

サッカーファン達の中には、夜10時から早朝6時までテレビ観戦しているという人もいると聞きました。まさに、国内時差ボケ、になっていることでしょうね。

…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-14 04:41 | 日記

床屋さんからお風呂屋さんへ

事務所のすぐ隣はお風呂屋さん。
このビルは大都会のど真ん中になりながら、銭湯が隣とは、とても贅沢な職場環境なのかもしれませんね。

今日は久々に散髪に行き、お風呂屋さんにも行ってきました。

ボクはどうも子供時分から銭湯好きのようです。地方に行くと、なんだかんだと美味しいものを探しますが、それと同様に、温泉や銭湯も探します。
健康ランド、と言うのでしょうか、ああいう大型のプールのようなお風呂が好きです。
それに、香りのいいお湯に浸かったり、滝のようにお湯が体に落ちてくるのも好きです。

お風呂からあがると、まずはなにか、飲みますが、アルコールの類は飲みません。
すっぱいレモンジュースとか、コーヒーも飲みます…
気分まで健康になったような爽快感です。

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本日、午後。バージョンアップしたデザインソフト2種類の、トレーナー資格継続のための受験をしました。得意の写真加工ソフトの方は90分間の時間制限でしたが、65分程度で全問を終了できました。なのに結果は、100%の解答が出来なかったのが悔しくて…合格したのですが、どこを間違えてしまったのかと、ひとりで「ダメ出し」をしていました。
続いて早速、もう一方のデザインソフトの受験です。
こちらはさほど得意ではありません。実は、まったく自信がなかったのです。あまり使っていないし…。慎重に解答したおかげで、100%の解答、とはもちろんいきませんでしたが、90%を超える解答が出来ました。この合格はうれしかったです。
合格の画面を前にして、ひとりで歓声を上げちゃいました、すみません、さわいじゃって…

気分よく、床屋さんとお風呂屋さんへ…

そういえば、PCとのかかわりはずいぶん長くなったものです。Windows3.1時代からだから…。
そもそものきっかけは「生原稿」だったボクに、某編集者が「ワープロにしたら」との一言が出逢いのきっかけになった。
ワープロでは満足できなくなって、やがてPCを購入。様々なソフトを使ってきました。
デザインソフトだけではありません。音響ソフトに、譜面入力の音楽ソフト。映像編集ソフトに、国際語のソフト、そして文書用のソフト…等々。

そして、現在こうして「ブログ」を楽しんでいますが、ボクがPCを始めた頃、こんなことが出来るようになるとは。
携帯電話は、ボクに言わせれば、007ジェームス ボンドの小道具、ですよ。
電話が出来て、それも海外通話も出来るし、ビデオにもなるし、写真も撮れる。メモ帳にもなれば、情報管理システムまで付いている。これは、20年ほど前なら「秘密兵器」みたいではありませんか。

PCにせよ、携帯電話にせよ、便利な小道具は時代とともにまだまだ登場してくるでしょう。
いとも簡単に情報の発信と入手が同時に出来る時代です。しかし…

こうして、「便利だ」とは言うものの、所詮、これらは人が創った機械です。
便利な機械に、もし「人格」を与えようと考えるなら、それは機械を使うその人の「人格」に比例しているとボクは思います。

簡単に情報が得られるような時代に見えますが、「ほんとうの情報」かどうか、疑わしい時だったあります。
簡単に出逢いがあるような時代ですが、「ほんとうの出逢い」かどうかも、疑わしい人だっています。

なんだか「さようなら」を、簡単にしすぎる時代みたい。
出逢いが簡単だから、別れも簡単なのでしょうね。

やっぱり、人は「簡単」を最優先する便利さよりも、面倒かもしれないけど「かかわり」を継続していく方が、人間的な作業なのかもしれません、ね。

e0013640_20295766.jpgと、そんなことを思ったボクのバージョンアップの日、でした。



…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-06 20:31 | 日記

バージョンアップ

明日、ボク、試験です。
デザイン関係のアプリケーションソフトの「公認トレーナー」資格を継続するための受験です。

あまり受験対策をしていないから、ドキドキです。

つい先日のこと。マイクロソフト社の公認トレーナー資格を取得した女性がいました。
PCの資格では、現在最も人気の高い「MOT」の合格でした。彼女は、僅か2ヶ月間で取得してしまいました。
始める前、彼女は「自分には無理」と尻込みしていたのですが、いざ合格すると「デザインソフトも挑戦したくなった」と意欲満々。人間は、成果次第です、ハイ。

e0013640_15241579.jpg

ボクも「MOT」の資格を取得しています。もう、何年も前からです。ですから、各ソフトのバージョンがアップするたびに更新試験を繰り返しています。明日の試験もまた、更新試験にあたります。

わかっている、知っている…と言っても、一応バージョンが変われば動かしてみます。動かしてみると、その変化に感動したりします。もし、知ってるから、ということで更新試験を受験しなければ、長年積み重ねてきた「MOT」の資格は消えてしまいます…

PCを勉強してみると面白いことを発見します。
言葉、です。コンピュータは、言語で成立しているマシンだということに気づきます。

バージョンがアップした、ということは、人間にたとえるなら「成長」している、ということです。
やりやすくなったという便利さだけではありません。出来なかったことができるようになったということだけでもないのです。
ルール自体が大幅に「成長」しているときもあります。削除された箇所もありました。

知っている…
わかってる…

と、人はよくこう言います。でも、時代は「成長」してます。

いままで話す声が漏れていたのは、前歯のせいでしたが、1週間ほど前「そいつは不便だろう、診てあげる」と言ってボクの歯を歯医者さんが診てくれました。そしたら、その瞬間、以前の自分の声が返ってきました。あきらめていたことが、嘘のようです。その後、歯医者さんがいろいろと教えてくれました…

e0013640_15233747.jpg自分のパターンを変化してみました。自分の「くせ」を直すって、これもまた人生のバージョンアップなのでしょうね。



…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-05 15:25 | 日記

「松井選手」とともに復活です!

ここんとこ、ショボクレていました。
そう、原因はヤンキースの松井選手のことでした。

仕事にも影響が出るほど、ショボクレていました。これはマズイです!
なんとなく元気が出なかったのですが、デトロイト戦をPCで観戦しているうちに次第に元気が戻ってきました、ですよ。

Yankees「松井選手」の夢物語…のブログ、復活です!

みなさまにお願いです!
松井選手のブログにも、是非是非また1票クリックして!!!

よろしく!

明後日は、名古屋だわ、さ。

…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-06-02 03:19 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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