キャスリーンとユジン

いま、コーヒーを飲みながらこの原稿を書いています。
このコーヒー、日本では売っていないフレーバーコーヒーです。

フレーバーティーは実に種類がたくさんある。でも、コーヒーのフレーバーは数が少ないし、そもそも高額すぎます。先日、友だちがチョコレートの専門店で「見つけた」と言って、わざわざ届けてくれましたが、ほんの数杯程度しか飲めない少量。で、お値段を伺ったら…あらあら。そんなに出費させちゃって。恐縮しました…。

ボクのこのコーヒーは、デカフェの「vanilla hazelnut」。一袋あれば、一ヵ月は持つ。7ドル程度です。友だちはボクの好みをよく知っていて、NYに仕事に出掛けるたびに「ハイ、これ!」と欠かさずお土産にしてくれるプロデューサーがいます。
「よろしい!」
ボクは満足して、その袋を抱えて喜んでみせる…

マンハッタンのアッパーウエストに「FAIRWAY」という大きなスーパーがあります。ここで買い込むのです。もちろん、コーヒーだけではありません。歯磨きにバス用石けん、と所帯じみたものを買い物します。生活用品は、ここで間に合わせていますから、ここのアパートのお風呂には、そのボディーソープが入ってます。
トースターまで買い込み、日本まで運んできました…昔の話ですが。そのトースターはこのアパートにまだあります。最近、使うことがないけれど。

一人で散歩したくなるとボクは72まで電車で行って、そこからテクテクと西に歩いてハドソン河の見える「リバーサイドパーク」をぶらついていたものです。
セントラルパークは人が多くて…。
ビレッジとアッパーウエストは、記者時代から好きな場所でした。

マンハッタンというと、大多数の人は「五番街」をイメージするか、それともタイムズスクェア付近を連想しがちではないでしょうか。或いは…ビレッジを。しかし、ここで少しでも生活してみると、印象が急変します。ボクの場合は、そうでした。朝、コーヒーが飲みたい。気の利いた場所で…。ポケットに20ドル程度しかないから、その予算でデートできないかあ… となると、ここ「アッパーウェスト」が助けてくれます。

想い出の多い場所。でも、この板橋のアパートから自転車ではいけません。行かなくなると、懐かしささえも薄らぎます…。

e0013640_1144992.jpgそんなある日、いつものようにビデオ屋さんからDVDを借りてきました。タイトルは、

「You've got mail」

メグのファンです。この映画を見落としていたので、見なければなりません!
なんとまあ、この映画のロケ地はアッパーウエストではありませんか。忘れかけていた想い出が、浮かび上がってきました。その上、メグが演じた「キャスリーン」はまさしくメグにぴったりのキャラクターです。もう、大変。借りてくるなんて出来ない、すぐにでも購入しなければ…。
音楽もいいです。なので、サントラCDも。
台詞も覚えるほど、このDVDを何回も何回も見てます…いまでも、ときどき。おそらく、この映画を見た回数は150回は超えていると思う。金メダル級、でしょ!

車に乗ると、さっそくこのCDをかけて東京を走ります…
東京がマンハッタンに…なるわけ…ないか?!

去年9月、ビトウ君たちとヤンキースの応援を建前にして、NYへ。その時の珍事については後々書かざるを得なくなるだろうけれど(ビトウ、お覚悟を!)、42番から上がって、コロニーに行く途中に屋台が出ていました。台本を売ってます。なんかいいのあるかなあ… すると
「You've got mail」
の台本があるではありませんか! やったね。
15ドルでした。得しちゃったぞ。

そうこうしているうちに、年の瀬。どこに行っても、韓国ドラマの話題。ついて行けないボク。
「冬のソナタ」の完全版を放送する、と言うのです。で、ほんの1回分だけ途中参加…したのですが、これがもう大変。先が気になって、気になって。
翌日、ビデオ屋さんから全巻借り込んで、会社を欠勤して、見たのです。
もう、ヘトヘトでした。泣きすぎて、ティッシュがテーブルの上に散乱。
こうしてボクは、やっとこさ「韓流ブーム」に遅ればせながら、のせさせていただけたようです。
これで非国民呼ばわりされずに、すみました。


さて。
「キャスリーン」と「ユジン」
君はどっち派? こんな質問を友だちにしてみました。全員が「キャスリーン」と答えました。その理由は人それぞれ様々なのですが、ボクはと言うと、やっぱり「キャスリーン」と答えます。

だって、ユジンは美しすぎる。十年間も初恋の人を心に抱き続けられる人。
もっとも、あのもつれてややっこしくする悲恋の根本は、彼女が選択しないからでもあるのですが…。ふたりの男のうち、どっちにするのかしっかりと選択しないユジンさん。
選択とは、したほうが手に入り、他は手に入らない…という選択の原則を無視しようとする物語に多少腹が立つのです、ボクは。
よく言えば、「ユジン」は、一種マリア像みたいなものではないか、と。ボクたち男の子は、触れてはいけない存在なのですよ。

一方、「キャスリーン」。
こういう女性って、現実にいますよ、ね。だから、存在にリアリティーを感じます。
こんな人と友だちになったら、楽しそうです。
それに、そのかかわりを予想しても、変わり者的困難さ、アホみたいな感じがしてこない。
現代的聡明さを感じるキャラクターでした。
手の届く友だち、です。

その証拠に「冬のソナタ」はもう見なくていいけど、「キャスリーン」には、
…いま、会いにゆきます
って、電話できそうじゃあないですか…ねッ。


…まさみ…
by masami-ny55 | 2005-06-30 02:56 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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