加藤忍さんの「熱演」に大拍手!

これほど映画好きなったのは…いつ頃からかなあ。

そもそもボクは「紙芝居」が大好きだった。

幼稚園で初めて見た「田舎のネズミと都会のネズミ」っていう「紙芝居」に釘付けになりました。
一枚の停止画面をじっと見ている。先生が、いろんな声を使い分けて物語をすすめていくのですが、動くはずのないその「絵」が子供のボクには光って見えたのです。
一枚の絵を先生の手でゆっくりとゆっくりとスライドして、次の新しい絵(画面)に変わる…。
物語は、別れちゃったり、再会したり、喧嘩したり、冒険したり…そのたびに先生の声も変わる。やがて、幸せになって、めでたし、めでたし。「紙の絵」が先生の「声」で、別の生き物のように動き始めるのです…。

人形劇もおもしろかったな。
ひとりの先生の声で見る紙芝居とは違って、幼稚園の先生たちの総出演でした。たぬきの声を女の先生が担当したり、リスの声を男の先生だったり…いつもの先生たちの声ではなかったから、それだけでおかしくて、笑い声が止まりませんでした。先生たちは子供の声をまねして「真っ赤だなぁ~ 真っ赤な秋」を合唱したりしていました…。人形劇が終わると、印象に残った場面をみんなで「台詞のまね」をしては、また笑いあったものでした。
もともとボクは幼稚園の頃から…物語が大好きなのです。

ただし、「家なき子」とか「フランダースの犬」みたいな、寂しくなっちゃったり悲しい物語は嫌いでした。ツバメが死んじゃう「しあわせの王子」って、どこがしあわせなの? って、ボクにはつまんなかったし、悲しかったです。
悪いヤツが捕まるとか、みんな最後は仲良しになった…とかじゃないと、ダメでした。で、大スペクタクル「西遊記」がボクのお気に入り。忍術を使ったり、チャンバラしたり、とんでもなくスゴイ距離を短時間で飛び回ったり…。ボクのクルマ好きは、この「孫悟空の觔斗雲」のせいかもしれない。速くて、丈夫で、そしてボクの望み通りになる乗り物…。
子供の頃見たこんな物語は、アニメでしたから、みんな声優さんがそれぞれの役で声を出します。もちろん、あの頃のボクは、声優さんのことよりも画面で飛び跳ねているキャラクターに釘付けでしたが…。

e0013640_5222192.jpg「春のワルツ」のヒロイン・ウニョンさんがこれほどボクの心をのめり込ませたのは、いまになって思うけど、声優さんの「お力」ではないかなって思います。
ウニョンを演じているハン・ヒョジュさんはまだ20歳だそうです。そこいら辺でもよく見かけるような、ごくごく普通の女の子って印象です。イェジンさんみたいな大女優の印象なんてどこにもありません。演技しているって言うより、そのままやってる…っていう感じ。だから、見ているこっちには、彼女の表情がたまらなく生き生きして見えるのです。
ふてくされたり、おこったり、まよったり…の表情が、見ていて可笑しくなっちゃうほどです。

この動きにかぶっているのが、加藤忍さんの声です。
ボクは加藤忍さんがどんな女優さんなのかは知りませんが、とにかくいいのですよ。この声が、ヒロイン・ウニョンさんに、どんピシャリ!
10話です…。橋の上でウニョンが風にあたって座っている。そこへ、チェハが来る。
ここの場面をボクは勝手に「春のワルツ」7大名場面のひとつ、としていますが…。
チェハが、「…っていう人をどう思う?」とウニョンに尋ねます。すると「わぁ、そんな人最悪ですよ。……そんな人、ダメですよ」と答える。するとチェハが「…その人のこと、好きになったんだ」と告白する。
しばらくの間。この間がふたりの関係を意味づけるには丁度いい間。で、ウニョンがいいます。
「…私に恋の相談ですか?」
と。このときなんだけど、注意して欲しいのは語尾の「…ですか?」の部分なのですよ。
ウニョンの声をやってる加藤忍ちゃんは、この台詞の語尾を下げています。素晴らしい! 
もう、最高です!
ウニョンという人格を、とっても丁寧に追いかけたのでしょうね、忍ちゃんは。エライです! 
100点満点です!
合格マーク あげちゃいます! そう、あのニコちゃんマークを…。

普段の会話では、疑問詞の語尾は上げますよね。
でもね、でも、ここの場面だけは、…語尾をあげちゃダメ、あげちゃダメなのよ、ねッ。
あえて、さげて言葉を出すからウニョンさんの複雑な気持ちが現れるのでございますよ。ふたりは、ここでさらにお互いの心が接近していく…。そんな暗示を感じさせる場面なのです。もし今度また「春のワルツ」を見るようことがあったら、この10話、なにとぞご注意してご覧になったらいかがでしょうか。声優・加藤忍ちゃんががんばってることにお気づきになることでしょうから、ハイ。
これだけ舞台を見ているのに…。加藤忍ちゃんの舞台はみたことないのですよ、ね。どこに行ったら見られるのかなあ…。

声優さんと言えば、ボクの友だちに柳沢三千代さんがいます。彼女は「アンパンマン」では「カレーパンマン」になったりして、はたまたニュースの原稿をよんだり、と大人の声から子供の声まで様々な声を使い分けてくれます。

みなさま、声優さんにもそろそろ関心を向けたらもっとドラマが楽しくなってきますよ。
「冬のソナタ」のチェリンの声優さんが、「春のワルツ」にも出ています。果たして、誰の声優をしているでしょうか?

DVDで、「You’ve got mail」をお持ちの方、あえて吹き替えで見てみると、またおもしろみが違ってきますよ。ついでに「ノッティングヒルの恋人」も是非吹き替えにして見てください。楽しいですから…。
(写真:「春のワルツ」より http://www3.nhk.or.jp/kaigai/waltz/about/index.html)


…まさみ…
by masami-ny55 | 2007-05-17 19:54 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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