「光」と「影」の間に

ある朝、カーテンをあけたら、大量の眩しい光たちがボクのすべてと部屋に中を照らした…
光と影が瞬間に現れた。
晴れた日に突然、気づいた…

「曖昧さ」とは、「ずるさ」、なのだ、と。
「光」と「影」の間にボクが見つけたものが、それだった。
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つい、先日のこと。
「302」の電話が鳴った。その音で布団から起きあがって、カーテンをあけた。
眩しい。電話から声が聞こえる。光の眩しさの衝撃と、残っている眠気が自分をまだ「ボク」にしてくれない。
「あのぉ~~、ボクですけど…」
「オー、お前か。早いなあ…どうした?」
「昨日、まさみさんに黙っていたことがあって…」
「なに? 大事なことなのか? 」
「彼女、ニンシンしてます。で、ボク、死ぬ気で頑張って…生活します…」
「…」
話は、これで終わった…。

この無線の受話器を、届くのならば太陽の中に放り込みたかった。
「ずるい」と思ったから、だ。聞きたくもない、そんなバカな言葉たちを…

この声の主は、まだ18歳である。高校も中退してしまった…
やっとボクの側に近寄ってきてくれた青年なのに…こんなバカなことで、ボクの側から去っていく。
「ずるい」と思った。

最近、こんな言葉を聞く。
「デキチャッタ結婚」
デキチャッタんだから、しかたない…
デキチャッタんだから、ごめんなさい…
デキチャッタんだから、認めざるを得ない…
デキチャッタんだから、許してよ…

「ずるい」言葉だと思う。
デキチャッタ、という前に、できることはたくさんあっただろう…に。

「子」を利用して、自分の結婚を獲る「デキチャッタ結婚」。
悪魔の所業だ、こんなことは。「子の生命」を利用して、自分の欲しい結果を得ようとしたその考えが悪魔だと言うことに気づかない… そんな子に限って、生まれても子供らしくなく、学校に行っても友だちも少ない子になっている…なぜなら、「元々影の子」だから、だ。生んだ親がそれを知っているから、自然に育てられない。親は子に、生涯負い目を背負っているから。
分別のある大人が、子の命を「利用」して結婚を入手。
始めにある言葉は「デキチャッタ」から。あとは「うむ」か「うまない」か、ご都合ばなしが展開していくだけだ、いつもいつも、こういうことって、そうなる。
どこに「しあわせ」があるんだろうか、こういう人たちの人生に。こういう人たちの「家」に。
真実は、はじめから、存在しない。あるものは、駆け引きと計算ばなし、だけだった…


e0013640_3384742.jpg18歳の青年は、いい青年だったのに。
ボクと出逢ったときは、金髪だったが、最近は元の髪にもどした。散髪もした。紺のスーツを着て、職場に行くようになった…のに、なんでこんな…。
まだ現実の生活と「幸せな人生」の区別も出来ない未熟さがある。ただ、この青年の救いは、人の話はよく聞くという点にある。

青年の実家は、資産家である。都内の高級住宅地に100坪以上の土地を有する。
はっきり言って、「生活」は上級といえよう。不足のない生活を過ごしていた…が、「しあわせな人生」が不足していたのかもしれない。
相手の女性は20歳。「うむ」と言っている。
18歳の青年は、ボクと出逢う以前は親元を離れ、女性と生活をしていた。
いつだったか、「お金がないから、自宅に戻れない」と言うから、親がクルマで迎えに行ったという。
電車賃500円がない、のである。
どうして、彼ら若者たちが「子」を産み、育てられよう。
「死ぬ気で…」
散々聞き馴染んだ、そんな言葉は。コンビニのバイトで、死ぬ気で働いても、口笛吹きながら働いても、収入にさほどの変化があろうか…。

「愛」という言葉の、むごさ。
「愛」という言葉の、曖昧さ。
「愛」という言葉の、ご都合の良さ。
「愛」という言葉の、個人主義。

そして、なによりも
「愛」という言葉の、ずるさ。

かつてボクは、この言葉を使いすぎた…。
こんな風になるとは思ってもいなかった。ボクがいけなかったんだ。この言葉は、悪魔が使う言葉だと言うことを知っていたのに、現代の風潮に妥協したから! こんなバカなことが続く…。

ボクは、改めてここで、神と自分に対して宣言する。
「愛」、この単語は、生涯ボクの単語から使うことがない、と。
「愛」を捨て去らなければ、人間は「しあわせ」に出逢えない。

闇の中では、光を知らない。
光との出逢いは、闇にいる自分を見つけることから始まる。
ボクは、いま改めて、そう想う…。

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…まさみ…
by masami-ny55 | 2006-03-08 03:42 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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