電子書籍

ここ最近、神保町には毎日のように出向いている。まるで学生時代の頃のように、古本屋さんをまわったり、三省堂に立ち寄ったり…。本を購入すれば行きつけの喫茶店で早速目を通す…。
将に学生時代が戻ってきたようだ。毎日に力が入る。

神保町は職場から近い。クルマで10分程度で行くし、電車なら2駅先なので、とても近い。秋葉原も銀座も直ぐ近くだ。便利なところに事務所がある。

最近神保町に頻繁に通っているが、きっかけは3月の「ユーガット」の台本の取材だった…。
ところが、取材どころではなくなって、なんとまあ、なにを今更といわれそうだが、このボクが学生時代丸出しになって、「中原中也全集」、「ゲーテ全集」などの他に新潮社の「吉行淳之介全集」とか「開高健全集」など手を伸ばして買ってしまった…。

神保町には、出版社も多いが、そこで社長をしているボクの友だちがいる。彼と久々に昼食をした。そこで彼はこんなことを言い始めた。
「年々書籍の市場は減少してるんだよ。今では700億円程度の市場になっちゃって…。本を読まなくなったんだ、日本人は…。退職しても退職金が出るかどうか…、それほど落ち込んでるよ。電子書籍も出回ってるしで…」と、嘆く。

電子書籍? なんだそれ?
三省堂に電話してみると、「取り扱っている」と言う。で、秋葉原に行って「電子書籍」なるモノを取材した。すると「楽天」と「ソニー」から発売されていたが、ボクにはどこがいいのか、ピンとこない。
その足で三省堂に行って、「電子書籍」を見せてもらった。NECと三省堂で共同開発した機種だそうだが、アキバでみた機種より圧倒的に「読者の気持ち」を知って創られている。
なので早速購入。専用カバーを付けても9000円程度だった。

どこでも「本の購入」が出来る。いったんダウンロードした「本」は、海外でも読める。「本の購入」費用はかかるが、紙の本と比べるとお安い。その後の維持費は一切必要ない。ちなみに小学館から電子書籍専用の「開高健全集」が出始めていたが、現在第5巻まで「出版」されている。1巻がなんとまあ、たったの1050円で購入出来た。
無線LANもつかえるが、基本的にはそのまま使えるので、PCなどの現代通信機器に弱い人でも簡単に使えて、月々の費用は一切かからない。
そして、これが特筆ものだが、8000冊が無料の「青空文庫」と直結している。森鴎外、夏目、芥川など版権が切れている作品がずらりと「無料」でダウンロード出来る!
読書好きの人には最高にありがたいし、お得感たっぷり。
この「電子書籍-BookLive」は、三省堂でのみ販売しいてる機器で、電気屋量販店では販売していない。量販店では、「楽天」と「ソニー」の機器が置いてあるので、関心のある人は比較してみるといい。

この電子書籍だが、使用している人は、40代以上が大半なんだそうだ。ボクも使ってみて、そう感じた。文庫本を常に持っているという「安心感」と、時間に関係なくいつでも「本屋さん」に買い物が出来るという他の人が知らない「便利さ」を秘めているという自慢が楽しい…。

いままでボクは「読書とはこうあるべきだ」と思い込んでいたが、この電子書籍と出逢ってみこるとなかなかおもしろい。どんどん読んでしまうから不思議だ…。友だちの社長が「本を読む日本人がいなくなった」と嘆いたが、それは違う気がする。読者はやっぱり、いつの時代でもいる。読書する形態が変化しているに過ぎない。

本の生産方法にも変化が生じている。この変化をいち早く「本の生産者たち」が受容して、市場の変化に合わせられるかが、「本屋さんたち」の生き残りに直結するのではなかろうか…と、ボクは思う。

重たい本を持って読書するという明治以来の姿から、この電子書籍は変化を提案した。
それをボクたちに「実体験」させている。どうだ それなりにおもしろいだろう! と、言わんばかりである、この電子書籍は。

読書と製本に変化が生じていると、ボクは思う。
軽々しい電子書籍をきれいなカバーをつけて、読んでいる姿はいままでのような「読書する姿」ではなく、おしゃれ感もある。そこがまた、現代的な知的作業に見えて、その姿は洗練された魅力も感じる。

ボクは最近、新会社を設立した。
お世話になった人たちに「創業記念」に、なにか記念品を贈りたかった。なににしようか…と迷っていたがこの「電子書籍」にした。15,6人に配ったら、大好評だ。

やはり、読者はいる。
今後の出版活動が気になってきた…。


…まさみ…
by masami-ny55 | 2013-09-26 09:56 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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