最後のオーディション 11回目「ユーガットメール」!

11回目、ということは今年で11年目。
ふり返るにはまだはやすぎるけど(誰かの歌みたいだね)、とにかく11年間ってスゴイよね。

「ユーガットメール」の台本が、近々完成します!
というのは、本日最後の役者さん候補と巣鴨でお見合いです。朝10時でした。
いつもの「伯爵」でモーニングサービスを急いでほおばって、そのまま駅前のカラオケ屋さんに直行です。

クラシック畑のF君、ちと、緊張してましたが、そこはそれ、ナカニシ君が完全フォローしていたので直ぐに馴染んでくれました。
「で、なにを歌いますか?」
「唱歌、やってみて…」
「えっ、唱歌ですかぁ…いきなり、わーどうしよう…」

二期会の人は声量と声質は抜群なのであります。合唱をさせても、ピッチは自分であわせる音感も備えているので、こちらとしては安心。オペラというと、ヴェルディさんとかプッチーニさん、そしてワグナー大先生たちを連想する人たちが多いと想います。ボクはこういう大先生型のオペラはアリアだけでいいのです。全曲見るだけほど、好きじゃないのよ、ねッ。ごめん。
血だらけで傷だらけ、死ぬまでに20分以上のアリアを歌って…、バタンと倒れる…まではとてもとても聞いちゃあいられやせん、なにせ江戸っ子のボク、気が短いし。可哀想で見ちゃいられないのよ、ね。
やっば、モーツァルトがボクには性に合うのですよ。要するに、楽しいじゃないですか、ねッ。

オペラ談義はここまでにして、F君のようにオペラ界の声優さんたちは、とにかくコーラス、アンサンブルになれているために、唱歌には身震いするのであります。
なんでかって? 
それは、ですねぇ…単調だから、でごさいます。しかも、みんながよぉ~く知っている歌なので、ボロが出たら直ぐにわかっちゃうでしょ。
音程、声量などは唱歌を歌わせればすぐにわかりますから、ボクはいつもオーディションでは「唱歌」を歌ってもらいます。
で、F君、課題曲「里の秋」を一発合格! です。まあ、皆さん、楽しみにしてなさいよ。

今年の「ユーガット」は、「男たちの物語」です。去年は、ほら、芥川賞受賞作家の由起しげ子さん「女中ッ子」をモチーフに、三千代さんと蘭ちゃん(劇団AUN)の熱演、それにみーちゃん(マウスプロ28期生)の坊や役、ヤベッチの曹操「短歌行全文」を中国語の原語で台詞をまわしたりと、大好評でした。ありがたいと想いました…が、です。それがかえって、今回の舞台にプレッシャーになっております、のですよ。
「今年も前回を上まわる台本でないと」と、自分にムチをうったところでいいものが出る、というわけでもないし…ね。

なので、今年はボクは自分で存分に楽しめる台本にすることにしました。
そうとうな、居直りですよ。

使う音楽も、例年どおり、みんながよぉ~く知っている曲を使いますね。そうです、基準はあの「ビトウも知っている曲」が、使う曲かどうかの物差しになっています。今回、5年ぶりになりますがオペラのアリアを使おうかなあ…と。
実は、F君だけでなくて、K君も舞台に上がるのですよ。
それにいつものメンツなので、これはアンサンブルを楽しめるとボクなりに期待してんのよ。

さて。
物語を、ここだけの話だけど、教えておきます…。

今回「優等生」が登場します。39歳の独身で、仕事はコンサルタント。高給取りで、仕事人間…クルマも超一級のスポーカーを乗り回し、スーツは銀座でオーダーメイド。事務所は六本木。めんどうだから、という理由から家族はいないし、犬も飼ってない、金魚すらいない。台所で、サンドイッチを作ることだけが趣味という人が、今回の中心的人物なのよ。
自分は「優等生」だと信じてる…。

最新の防犯システムの自宅に、子供が侵入する…ところから物語の始まり、始まり。
実はこの子、過去のボクでした。過去のボク(少年)が、現在自分(39歳)をみて、嘆くこと嘆くこと。
「奥さんもいない、犬も飼ってない。友だちもいない、そんな大人になっちゃうのぉ、ボクって。そんなのイヤだよぉ」
と、始まっていきます…。

その間いろいろあって、そして、そして、最後のシーンでは、未来のボク(65歳)が登場しちゃうのですよ。どんな自分になっているんでしょうか?
なので、最後のシーンでは、「過去のボクと、現在のボクと、未来のボク」の3人が勢揃いするんだよ…どう? 見たくなんない? 見たくなった? そういう人は「ぴあ」で売ってるからお買い求めくださいませ。「ぴあ」には、

ユーガットメール #11「優等生からの手紙」

で、のってます。よろしくお願いします。

と、宣伝をしておいたところで…。
おもしろいと思わない? 最後、どうなるのかは、見てのお楽しみィ~。
保障するよ、みんながおもったとおりの結末になるから。安心して見てなさいよ!

ボクの舞台はいつもいつもハッピーエンドでしょ!
生きる力は「しあわせが源」だもんね。

オナゴの歌もあるよ、勘違いしないでよ。男たちの物語でも、オナゴにもいつもどおり歌ってもらうし…。ボクは、ニールサイモン的な舞台がすきだし、今回は今まで趣向を変えて、ちと、ファンタジーな物語に仕立ててみました。子供さんからばっちゃんもじっちゃんまでも、誰でも楽しめる舞台です。
いつものとおり、です。
子供さんも連れてきてよ。ボクは子供の頃、お母さんが映画や芝居が好きだったので、よく劇場に、映画館に連れて行ってもらったものです。その影響が現在のボク。
子供の頃見聞きした音楽とか、物語はきっといい想い出になっているものです。

で、最後になりましたがこのブログを見てくださる「君」にだけ、秘密をいいますから、だれにも言わないでよ、ね。約束だかんね! いい?

その1.
オカダが特別ゲストという形で、土曜日のみ来ます! 
金曜日はいないからね。
ボクもなんで出られるのか全然分かんないから、本人に聞いたのよ。「なんで、出られちゃうのよ、本番中でしょ!」「いや、本番直前の稽古中です。土日が休みなんですよぉ」
しらねぇ、オレ…、お前に任せたかんね…っていっときました。
やっぱ、オカダと二人でボクはこの舞台を創ってきましたからねぇ、オカダもその気持ちはボクとおんなじです。三谷幸喜さんの「オケピ!」で、いきなりトップスターになったオカダ君だけど、ボクとの関係は全然変わりなし、というか益々繋がりが堅くなった気がします。亜門一家でもあるし、ね。とにかく、忙しない日々が続きます。
実母は「ユーガット」の常連さんでもありました。ボクたちはオカダの母ちゃんに、すげぇお世話になりました。ガンと戦いながら8年間もこの舞台を支えてくださった。そんなこんなで、オカダ君は土曜日に来ますが、パンフに載せるかどうかは、検討中です。多分、載せない方がいいとおもう…けどねぇ。

その2.
みーちゃんが「ヨイトマケの歌」を今回歌うことにしました。もちろん、まだ本人には伝えていません。台本(初稿)が出来てから、全員一斉に渡して、そのとき知ることになるでしょうね。
女の子が「男の子」を演じます。その「男の子」があの歌を歌いますが、台本には「明るく、さわやかに。そして、清潔に」と注意書きをしておきました。
絶対にメソメソ歌う歌ではないからです。アレは、「歌曲」的に歌うべきなのです。物語として。語り部のように…。聞いているボクが、「生きる実感」がしたら、みーちゃんの勝ちです。なんか、辛そうな感じがしたらダメ…。そんな稽古をさせてみます。

手紙。
そうですよ、柳沢三千代さんの名朗読はいまでは、この舞台の柱。
山川登美子をやってもらった年もあったし、10代から60代までの手紙をよんでもらったりと…。
そして、今年は「優等生」の手紙をどんな調子で読んでくれるのか、たのしみでしょう。ボクも、です。

日本のシェイクスピア劇団の代表でもある、「劇団AUN」。その名女優・林蘭ちゃん。もちろん、今年もやってもらいますが…、彼女には、ちと、面倒な役回りをしてもらいます。どんな役回りなのかは、ご覧下さいね。あの長台詞を平気でこなす役者さんには違いないのですが…。ま、お楽しみに。

ピアノ一本、カラ舞台がコンセプトでしたが、2年前からバンド演奏が入りましたね。
雨宮バンドは今回も入ります!
ナカニシ君曰く
「劇団四季だって、オケピはないぞ。ここには、ある!」
と。まあ、そう言えばそうですわ、…ねッ。

生の音で、生の歌声、生声の台詞…。相変わらず、です。
また、カラ舞台ですからね…。なにを連想しても結構です。


…まさみ…
by masami-ny55 | 2013-06-27 19:09 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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