ヤンキース、接戦で勝利
速報!
ボストンフェンウェイ・パークで行われた米大リーグ、ヤンキースとレッドソックス戦は、8-6でヤンキースが競り勝ち、4連戦の初戦を勝利でスタートした。
予想どおり、ムッシーナとアローヨ両投手で始まったこの試合は、初回、レッドソックスニクソンの2点本塁打などで一挙4点を先制、試合を有利に運ぶかと思われたが、2回表のヤンキースは復活したジョンビとウイリアムスのソロ本塁打で2点を挙げて追い上げムード。5回表には、シェフィールドのソロホームランで5-4として、6回表にはジーターの三塁ゴロ内野エラーで5-5の同点にして、試合を振り出しに戻した。
Yahoo!sports MLBサイトより2回、ジョンビのソロ本塁打
しかし、7回裏のレッドソックスの主砲オルティーズにソロ本塁打を浴びて、6-5と一旦は振り切られたのだが、その後8回にはヤンキースのベテラン選手シエラに2塁打が出て、またしても同点と食い下がる。
同点で迎えた、9回表。ヤンキースの攻撃である。
なんと、登場したのは去年のワールドシリーズでヤンキースを翻弄したシリング投手だ。
シリングは今季、前半で右足を再び痛めて、4月上旬からリハビリして、この試合までは全く休養していたのである。言ってみれば今回の登板は、ホームグランドで完全復活を見せつける試合である。
昨日まで、レッドソックスは2位オリオールズに2連敗していた。もう、負けられない。同点とはいえ、必勝態勢でシリングを送り込んだのは、誰の目にも明らかだった。
しかし、ヤンキースとて去年のこともある。シリングを打ち込まなければ、ワールドシリーズ進出の夢はまたしても途切れてしまう…。ヤンキースもまた、この試合を落とすわけにはいかないのだ。
ヤンキースの前に立ちはだかるシリングに対して、ヤンキースは3,4,5番と主軸からの攻撃だった。
3番シェフールドが、シリングの低めいっぱいの球を拾うように打った。打球はセンターを深々と超えて飛んでいく。
2塁打だった。続く4番A.ロッド。
独特の左手一本で打ち込んだ打球はボストンファンが陣取るセンターへ飛び込んだ。
2点本塁打!
8-6。
Yahoo!sports MLBサイトより 9回、A.ロッドの2点本塁打
9回裏のレッドソックス最後の攻撃には、ヤンキースは当然ストッパーの神様リベラ投手がマウンドに立つとボストンフェンウェイ・パークは静まりかえった。
そして、オルティーズを三振に仕留めて試合終了、リベラがまたひとつ伝説を残してこの試合は終わった。
去年、ボストンレッドソックスとニューヨークヤンキースの差は、ストッパーの力量に現れた。去年のリベラは、いままでの本来の姿が開幕から見られなかった。従って、打線が弱まっている投手力をカバーしていたのが、昨年のヤンキースの戦い方である。
一方、ボストンは去年投手リレーが完璧すぎた。付けいる隙がないほどの投手力を誇ったのだが、今年は、その反対の現象が見られた。
とくに、この試合結果がその象徴である。
中継ぎのゴードン投手は、昨年後半、ファンの期待を裏切った試合が目立ったのだが、この試合では8回裏のレッドソックスの攻撃をピシャリと押さえて、勝利投手。
果たして、明日。
ニューヨークヤンキースはあの豪腕R.ジョンソンがマウンドに立つ。彼にとっては、10勝目を賭けての大切な試合である。むろん、チームとして、ヤンキースは明日も連勝しなければ今日の勝利は生きてこない。かといって、ボストンとて4連敗だけは免れたい。
お互いが、しのぎを削る試合が明日ボストンフェンウェイ・パークで行われる。
で、松井選手は本日5打数ノーヒット。36試合出塁していた記録が止まった。記録が止まったとき、いままでのデータでは、次の試合で決まって大暴れするのが彼の特徴であることはファンなら誰もが知っている。
パバロッティの「Nessun Dorma !」が聞こえて来るではないか!
夢を追い求める男たちのドラマが、明日も見られる…。
…Masami…
ボストンフェンウェイ・パークで行われた米大リーグ、ヤンキースとレッドソックス戦は、8-6でヤンキースが競り勝ち、4連戦の初戦を勝利でスタートした。
予想どおり、ムッシーナとアローヨ両投手で始まったこの試合は、初回、レッドソックスニクソンの2点本塁打などで一挙4点を先制、試合を有利に運ぶかと思われたが、2回表のヤンキースは復活したジョンビとウイリアムスのソロ本塁打で2点を挙げて追い上げムード。5回表には、シェフィールドのソロホームランで5-4として、6回表にはジーターの三塁ゴロ内野エラーで5-5の同点にして、試合を振り出しに戻した。
Yahoo!sports MLBサイトより2回、ジョンビのソロ本塁打
しかし、7回裏のレッドソックスの主砲オルティーズにソロ本塁打を浴びて、6-5と一旦は振り切られたのだが、その後8回にはヤンキースのベテラン選手シエラに2塁打が出て、またしても同点と食い下がる。
同点で迎えた、9回表。ヤンキースの攻撃である。
なんと、登場したのは去年のワールドシリーズでヤンキースを翻弄したシリング投手だ。
シリングは今季、前半で右足を再び痛めて、4月上旬からリハビリして、この試合までは全く休養していたのである。言ってみれば今回の登板は、ホームグランドで完全復活を見せつける試合である。
昨日まで、レッドソックスは2位オリオールズに2連敗していた。もう、負けられない。同点とはいえ、必勝態勢でシリングを送り込んだのは、誰の目にも明らかだった。
しかし、ヤンキースとて去年のこともある。シリングを打ち込まなければ、ワールドシリーズ進出の夢はまたしても途切れてしまう…。ヤンキースもまた、この試合を落とすわけにはいかないのだ。
ヤンキースの前に立ちはだかるシリングに対して、ヤンキースは3,4,5番と主軸からの攻撃だった。
3番シェフールドが、シリングの低めいっぱいの球を拾うように打った。打球はセンターを深々と超えて飛んでいく。
2塁打だった。続く4番A.ロッド。
独特の左手一本で打ち込んだ打球はボストンファンが陣取るセンターへ飛び込んだ。
2点本塁打!
8-6。
9回裏のレッドソックス最後の攻撃には、ヤンキースは当然ストッパーの神様リベラ投手がマウンドに立つとボストンフェンウェイ・パークは静まりかえった。
そして、オルティーズを三振に仕留めて試合終了、リベラがまたひとつ伝説を残してこの試合は終わった。
去年、ボストンレッドソックスとニューヨークヤンキースの差は、ストッパーの力量に現れた。去年のリベラは、いままでの本来の姿が開幕から見られなかった。従って、打線が弱まっている投手力をカバーしていたのが、昨年のヤンキースの戦い方である。
一方、ボストンは去年投手リレーが完璧すぎた。付けいる隙がないほどの投手力を誇ったのだが、今年は、その反対の現象が見られた。
とくに、この試合結果がその象徴である。
中継ぎのゴードン投手は、昨年後半、ファンの期待を裏切った試合が目立ったのだが、この試合では8回裏のレッドソックスの攻撃をピシャリと押さえて、勝利投手。
果たして、明日。
ニューヨークヤンキースはあの豪腕R.ジョンソンがマウンドに立つ。彼にとっては、10勝目を賭けての大切な試合である。むろん、チームとして、ヤンキースは明日も連勝しなければ今日の勝利は生きてこない。かといって、ボストンとて4連敗だけは免れたい。
お互いが、しのぎを削る試合が明日ボストンフェンウェイ・パークで行われる。
で、松井選手は本日5打数ノーヒット。36試合出塁していた記録が止まった。記録が止まったとき、いままでのデータでは、次の試合で決まって大暴れするのが彼の特徴であることはファンなら誰もが知っている。
パバロッティの「Nessun Dorma !」が聞こえて来るではないか!
夢を追い求める男たちのドラマが、明日も見られる…。
…Masami…
by masami-ny55
| 2005-07-15 16:28
| 我がヤンキース