初めての韓国 ジャンケンの結末は?

カイバイボ!
慣れない韓国語で綴ってみると…「가 위 바 위 보」かな? 
違うかも知れないけど、ブタさん、教えてくださいよぉ~~。

「ジャン ケン ポン!」を、韓国では「カイ バイ ボ」と言うのですよ。
韓国への初めての旅で、やりたかったことのひとつに、韓国の人たちと「ジャンケン(カイバイボ)して勝つこと」でした。別に深い理由はなかったのですが…。
初めての旅は14日から16日の、二泊三日です。

長年のメル友さんこと「空飛ぶブタ」さんが、釜山の飛行場で迎えに来ていました。そのままクルマで市内へ。韓国の青年ふたりを紹介してくれました。ブタさんの教え子です。ふたりとも日本語は堪能でした。ブタさんの教え方が良かったのか、ご本人の努力なのか、それとも両方なのかはさておき、とにかくおもしろい。このふたり、兄弟のようです。果たして、カイバイボの結果は…。

ところで、
「韓国の街はきたない」と決めつけた人、
「韓国はうるさかった」と語る御仁、
「韓国は安いだけ」と侮る輩、
「韓国のひとはおおざっぱ」とわかったようなことを語る人…

韓国はボクにとって大変遠い国でした。昔、光州事件を知ったときのショックはただ恐ろしいと思うだけで、ちゃんと調べもしませんでした。遠い国として、ボクは側において見ることもしなかった…。ブタさんとメール交換する前までは。なので、韓国から帰ってきた人たちの感想にも関心すら起きません。その時聞いた話しがそのまま残っていただけに過ぎません。
「ふーん、そうなんだ。別にボクとは無関係だし…。行くことはないから」と、聞き流していたのですが…。

とんでもない。全部、ウソ! ボクが初めて韓国で見た人たちの表情は生き生きとして、友だちを大切にしていて、上役はきちんと責任を取って部下の教育をしていた。学校では学生たちは先生たちと、とても親しく相談して(親しすぎて、そこまで言うかお前!という内容まであるほど)くるし、聞く姿勢は正しく、自然な人間らしい秩序さえ感じます。街は豪華絢爛ではありませんが、新宿や渋谷よりも、丁寧に掃除がなされ、よほど美しい。魚市場の夜は、ランプの明かりが長く続いて暖かい。よほど鈍感なアタマデッカチ様はべつにしても、ふつうの感性を持つ人たちならきっとこの場の、詩情の豊かと人情のあたたかは瞬間に肌で感じとれるはず…。冬ならではの、あたたかさを…。
専門料理屋さんは決して派手さはなく、どこか物静かで、質素で、その上謙虚な姿勢を感じます。棚に飾った小瓶から伸びた黄色い花、その姿にはゆとりを漂わす。ほほえみさえ誘います。店員さんは手慣れたなかにも、笑顔を浮かべて挨拶してくれる。言葉が通じない人とわかっていても、きちんとあいさつしてくれる。ことばを知らないボクは挨拶すら返せない自分を恥じるしかない。
アメリカだったらチップをはずんで…で、すんだかも知れないが、この国はそれが出来ない…。だからボクは精一杯の日本語で「ありがとうございます」と、一礼して返す。つうじたのか、笑顔が返ってきた。
ここは釜山・南浦洞(ナンポドン)。韓国2日目の晩。
屋台の光の行列に従って、どこまでもブタさんと歩いてみる。あっちこっち歩き回るボクに、ブタさんは「こっち! そこはダメ!」と交通整理をしてくれた。韓国ドラマの撮影風景そのままに、ボクを入れてくれた。その正直さに、ボクはうれしかった。だから、ボクはドラマのシーンのように「ほっとく」をひとつ買って食べてみた。冬の屋台の買い食いは、「ほっとく」から始まった。ドラマでは「味」は体験できないから、こわごわ、興味津々。バターの香りが熱い「ほっとく」にしみこんで、初めのひと口はやけどしないかと気にかかる…。他にも食べてみたいから、ふたくち程度で食べ残して、残りはブタさんに、「もういい、あげる!」と手渡した。見ただけの赤いトッポキは湯気が立ちこめている。値切って買った焼き栗は、ぎゃくに「ボラれたね、まさみさん」…いろいろ試して悪ふざけ。ブタさんに叱られそうだった。

若者たちの服装は、ビレッジや渋谷のような「個性的ファッション」は目に入らなかった。
むしろ、濃紺とえんじのツートンカラー。清潔な青春色がまだ韓国の街には沢山見ることが出来た…。


さて、初日の晩のことだ。
念願のグクスも食べた。あまったグクスは、ブタさんの担当です。
いろいろと食べ回った後で、韓国・釜山の学生街。カフェに入った。物静かで、客層は若い社会人だろうか。そこで、ブタさんが言いました。
「まさみさん、ジャンケンしないの?」

なんだっけ、韓国語で?
「カイバイボ、ですよ」
「??」
「カイ バイ ボッ!」
「…かい …ばい …ぼ …だねッ。よし!」
ふたりの青年とボクは、カフェの中で、

「カイバイボ!」

なんとなんと、ボクが勝っちゃった!
子供の頃からいまのいままで、いつもいつも大事なジャンケンでは勝った例しがないボクが、ここ韓国の旅で、みんなに「勝たせて」もらえたのですよ。
ブタさんが「よかったね」と、笑ってボクの右手を包んでくれました。
2月14日は、韓国でもバレンタインでした。

「カイバイボ!」で、みんなして大笑いしたカフェでのことは、ボクはきっと忘れないと思う…。


…まさみ…
by masami-ny55 | 2012-02-17 00:29 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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