劇団AUN「十二夜」 横田&沢海&蘭 お見事!

おもしろかった…。

劇団AUN「十二夜」を初日に見た。学生時代からボクは初日の舞台は避けることにしているのですが、仕事の関係でどうしても初日に伺うことになった。赤坂にある小さな劇場で、他の劇団も使っているからよくここにはお邪魔している。用意してくれた席はなんとまあ、どセンター。初日の舞台でこの席で…。

三時間の公演はあっという間に過ぎていく…。笑いと緊張感のメリハリが小気味よかった。
大人の笑いが自然と出てくる舞台は、いまどきそうはあるまい。横田栄司さんのトービーには引き込まれた…。横田さんのあの独特の「声」と「台詞回し」は天下無敵だろうとさえ思わせる。舞台上が少々賑わっているハイテンポな台詞続きの場面ではあえて、のんびりとそして静かに台詞をまわしていく。
この横田さんを引き立てているのが、アンドルーの長谷川志さん。長谷川さんの道化ぶりもまたこれはこれは、天下無敵。天下無敵が二人揃ったら、こういう舞台が出来上がります。お見事!

ラスト間近で、林蘭ちゃんに思いっきり手打ちまでくらう長谷川さん…。道化が観客にちゃんと同情さえされてしまうあたり、もうこれはこれは、天下無敵のアンドルーが仕上がっています。

蘭ちゃんと言えば我が「ユーガットメール」のレギュラー女優様。テンションの高さは当代随一の女優。その彼女がなぜか慎ましやかなオリヴィアに扮して登場。見ていてこちらが気恥ずかしくなりましたが…。楚々とした振る舞いのオリヴィアのはずが徐々に「蘭ちゃん節オリヴィア」へ突入していきます…。ご本人はボクに、「超二枚目をやります」とおっしゃっていたのですが、やはりそこはそれ蘭ちゃん。自分流が天下無敵の立ち位置。宝塚の大女優・安寿ミラさんを向こうに回しての相手役。凄まじい女対決の場面では大女優の風格そのものでした…。

なんというか、最近のテレビはこんなドラマをやってくれない時代です。昔、「上方漫才」といいましたが、そうとは言わずに、「お笑い芸人」のおしゃべり番組が目立ちます。どのチャンネルでも「上方」ではなくて(失礼!)、「関西弁」だらけ。なので、役者さん達の芝居が見たければ、こうして芝居小屋に出向かなければならない時代になった。蜷川先生がシェイクスピアの悲劇がお好きなようですが、一方ここ劇団AUNは喜劇を追いかけています。

今日、四日間の出張から戻って職場での仕事が早く気の上がったので、また「十二夜」を見てきました。
落ち着いて笑える大人の舞台だと、改めてそう感じます。
吉田鋼太郎先生の「偽手紙誤解の場面」では、ハンカチを用意しておかないとエライ目に遭います…。悲しいから涙が出るのではなくて、おかしすぎて泣けてくるのです。ここまでやるのか、吉田先生!と。

今日、チャッカリと沢海陽子さんのサインをいただいちゃったのです。彼女のセバスチャン、可愛くて、しかも印象的。ボク好みの女優さんなのです。
坂田周子さんのマライヤがまた、ほれ、天下無敵のスットンキョウです。テンションが絶対に落ちない。早口での台詞まわしは、さすが劇団AUNの女優です。妙にカワイイのですよ、この人。

で、職場の仲間たちと帰りの地下鉄で話したことは、ボクの大好きな「ヘンリー五世」を是非是非劇団AUNで公演して欲しい、と…。チャンバラが子供時代から大好きで、東映映画ばかり見てましたから…。
4幕3場「セントクリスピンの演説」を、どうでしょう、横田栄司様、おやりになってみては…。お似合いだと存じますが。宿敵フランス軍の大将には劇団AUNの主幹である吉田鋼太郎先生に…。
そんな「夢」まで見させてくれた舞台でした。

…まさみ…
by masami-ny55 | 2012-01-17 04:42 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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