お赤飯が出来た!

お赤飯を炊いた。

大手術をした同僚が元気になったので、うれしくなった。で、こういうとき世間の風習として全快祝いとかいって、お赤飯を炊く。
それならと、ボクもお赤飯制作に挑戦してみた。

まずはスーパーのおばさんにお赤飯の作り方をその場でいろいろと取材。
とにかく、まずは「もち米」の購入だ。1㎏1パック700円がその日は幸運にも特売日になっていて580円程度だった。失敗する可能性が高いから、3袋買い込む。
次に、「お赤飯の豆」だが…。「小豆(あずき)」と「ささげ」はどっちでもいいよ、とおばさんは言うから、小豆にした。安いからである。200グラムで380円程度だったと思う。一方、ささげは70グラムしか入っていないのに500円程度はする。まあ、小豆でいいだろう…、と。

おばさんが教えてくれたので、もち米を十分に洗ってから、一晩もち米を水に浸した。
起きてみると、水がだいぶ減ってもち米が膨らんでいるようだった。
ここで先ずは第1の失敗に気づく。というのは、1㎏パックを全部あけて洗ってしまったことだ。このアパートで使っている電気釜は、お米は一升、おこわなら6合炊きだ。なので、このまま全部入れてみた。果たして炊きあがるのか、心配になってきた。水を吸い込んでふくれあがったもち米をいまさら計量しても手遅れだし…。結果は、オーライだったが、この時は不安だった。

いまさらどうにもならないもち米はいいとして、次は「小豆」を炊く。200グラム全部鍋に入れて沸騰したら中火にした。これもおばさんに教えてもらった。で、30分程度だったか…、炊くのだが、この際にコツがある。これを忘れると、ヤバイ。
炊いている最中、煮汁をお玉ですくってから、サラサラぽたぽたと高いところから鍋に落とすという手法だ。これは、煮汁が空気と触れることで、あの「赤飯色」に変色する効果があるのだ。これに手間がかかる。炊いていればお湯が少なくなるので、適度に水を追加していく。
確かにおばさんが教えてくれたように、この手間を加えると、みるみるうちに変色が始まった。
「お~~ッ、なるほど」と、歓声を上げてしまった。
少し固めに炊きあげるのがコツであるが、初心者のボクは食べて確かめたが「ふつうの硬さ」だった。

さあ、次はまた新たな鍋を用意して、煮汁と小豆をわける。放置しておくと、小豆が煮汁を吸い込んでふやけてしまうからだ。煮汁を別の鍋に移したら、そのまま鍋のまわりを水で冷す。こうすれば煮汁も冷える。

いよいよ釜入れだ。
迷う暇はない、洗った1㎏のもち米を全部電気釜に移す。もちろん水は切った。
続いて、冷えた煮汁だけをもち米に注ぐ。そして、かき回す。炊きあげた小豆を上にパラパラとちらしてもち米を覆った…。
第2の失敗は、煮上がった小豆をどうすべきか、取材不足。仕方がないので、まずはこうしてみた…。
ところが、第3の失敗に気づく。小豆が多すぎる。200グラム全部使うのかと思いきや、半分以上は鍋に残ったまま。仕方がない、お汁粉にしちゃった。これはこれで、あとで餅を焼いて食べましょう…。

待つこと、おおよそ40分程度…。
いよいよ作品の出来具合は…。
「お~~~ッ、やったジャン!」
まさしく自画自賛。この歓声。ひとり、アパートで歓声を上げる。ボク人生に新たな成果を創り出した歴史的瞬間、である。写真を撮らなかったが、まあ、そんなことはいい…。

第4の失敗に気づく。
やはり、小豆はもち米と混ぜてから炊くことだった。仕方がない、おしゃもじで混ぜた。
いい色になっている。まさしく赤飯色、ではないか。さっそく、大型のタッパーに詰めて会社用と同僚の病院用にわける。ゴマ塩を忘れてはいけないので、スーパーに立ち寄る…。おばさんに「出来たよ、教えてもらったとおり創ったら出来ちゃったよ」と報告。「えらいねぇ」とおばさんが笑う…。「ゴマ塩のふりかけ、ついでに買いに来た」というと、「こんどはそれも自分で創りなよ、教えてあげるから」とコーチしたいみたいだった。

会社では、ヤッちゃんにオスギ姉御、ナオミちゃんにトオル、シュウちゃんが歓声を上げてくれた。
「ホントに自分でくったの?女の人でも今はお赤飯炊ける人、そんなにいないわよ」なんて、ヤッちゃんが最大級の誉めことばを送ってくれた。
「うんうんうん…、おいしい」と、感動しながら食べてくれたのはナオミちゃんと。
「すげぇ」の感嘆詞は、あのトオルだった。「うまいうまい」と言ってくれた…。

病院では、「作ってくれたんですか、ありがとうございます」と喜んでくれた。

彼らのお世辞に乗るのがボクのいいところ。
で、次にナラちゃんに電話報告したら、「値段は高いけどササゲのほうがいいんじゃないのぉ」との助言。

よし、わかった。で、「ささげ」を1袋購入。よく読むと、1㎏に対して70グラムと明記してあった。なんだあ、200グラムは多すぎたわけだ。
同じ手法で今度は「ささげ」を投入して、炊きあげる。完成時間も同じだった。
釜のふたを上げたとたん、気づいた。明からに「ささげ」のほうが、「赤飯色」だ。デパートで売ってる赤飯の色になった。「これだ!」

ボクは、子供時分からもち米が大好きだからお袋は事あるたびにもち米を炊いた。赤飯以外にも、栗おこわや五目なども創っていたことを想い出したのだ。

よし、それを創る!
始めたのは「栗おこわ」である。もち米シリーズ3回目の挑戦だ。
瓶詰めの栗を3つと「金時豆」。金時豆の煮方は同じだが、煮汁は使わない。
これも、見事に完成した。会社の仲間たちに作品を運び、また自画自賛。

そして次の晩は、第4弾「五目おこわ」に挑戦だ。
こんにゃく、椎茸、れんこん、ぎんなんなどを購入。ネモコとシミヒロにも手伝ってもらった。
これも見事な出来映えだった。だが、昨日の「山菜おこわ」は失敗している…。失敗の原因は、水が足りなかった。

失敗から学んだことは、2つだ。
おこわづくりの最大のポイントは、もち米と水に分量、である。
味付けは個人の趣向でいいけれども、とにかく水の分量を間違えたら致命傷である。
電気釜でも炊きあがることがわかった。電気釜では、一晩もち米を水に浸さなくてもいいこともわかった。だが、もち米をきちんと計量して、それにあった水で炊くことだ。これさえ守れば、誰にでも出来る。
第2のコツは、もち米を十分すぎるくらい洗うことだ。うるち米よりも2,3倍の手間をかけて洗えば、電気釜でも美味い味になって完成する。

もうひとつ付け加えるとすれば、出来れば「ケチ」らないことだろう。小豆でもいいけれど、ちと高価だが「ささげ」を使いたい。その方が「本格的」である。


そろそろ七五三。電気釜で赤飯を炊いてみようではないか。



…まさみ…
by masami-ny55 | 2011-11-09 13:20 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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