好奇心

パソコンのソフトは大別すると、事務ソフトと趣味ソフトに分けられます。
事務ソフトとは主に会社で使うソフトであり、その代表格はマイクロソフト社のワードとエクセルと言うことになりますか。
その昔、「読み 書き そろばん」と言う言葉ありました。日本商工会議所が主催する珠算検定試験の合格結果をそのまま履歴書に書き込むと、就職には有利だったとのことです。これと同様に、今では、マイクロソフト社が主催するMOTの等級試験結果を履歴書に書き加えているほどに、就職する人たちにとっては大切な資格として扱われているようです。
いまでは「読み 書き パソコン」とでも言い換えるべきなのでしょう。それほどパソコンは昔のそろばん同様に一般化しています。
ついでにこの「読み 書き」は、昔はまさに日本語そのものを指していたようですが、いまは英語を指しているほど、英会話は常識扱いされてきました。
六十代過ぎの男たちが、なにをいまさら、と軽視していたものが、乗り遅れるかも、との危機感が漂い、その年齢にもかかわらず若者たちと、パソコンスクールに通う姿はまさに現代の風景と言えます。生活の必要性から生じた塾通いなのでしょう。切羽詰まっているとは言え、白髪の男たちが若者たちに混じり、人差し指一本でキーボードをたたいている姿を想像すると、どことなく微笑ましい…。

e0013640_21544791.jpg趣味のソフトは切りがないほど、大量にあります。
音響加工に音楽の作曲と編集、絵画作成と動画編集、写真加工にイラスト作成加工、個人の日記やスケジュール管理…もう、あげたらきりがありません。
機能によってその価格も正比例して、十万円を超えるソフトまで、幅広いようです。それほど、趣味のソフトは普及していると言う証明でしょう。

私も、ご多分に漏れず。
パソコンがこれほどの普及をする以前から、使ってきました。このPCはDell社で、すでに四代目になります。Dell社の前は、GATEWAY社。もっと以前は日本製を使っていたのですが、購入後のサービスと増設を考えてこれにしています。
ソフトだけでも、スカイライン程度の価格を投資してきたのではないでしょうか…。もっと、かもしれませんが、そこはあえておぽろに…。
そのほとんどは、私の場合、趣味のソフトです。

このソフトたちのおかげで、映像や写真加工、それに音楽ソフトを使っての曲のアレンジと譜面作りも、学生時代に戻ってやり直すことが出来ました。人に教えるのが好きで、こうするといいよ、などと優越感にしたりながら友達にああだのこうだのと楽しんでいます。そのうち、アドビ社のインストラクター資格を取得し、なにをいまさらと言いつつ、結局はマイクロソフト社のMOT試験もパス。トレーナー資格を得ました。

きっかけは…

作家だった頃があります。新聞社で経済担当をしているにもかかわらず、アルバイトのつもりで他社の雑誌に書き始めたら、その原稿を出版社の編集マンがみつけ、本を出さないか、というのです。出版した初めての著書が割合に売れてすぐに増刷になり、二冊目の著書がそれ以上に売れちゃった。まあ、自慢話はここまでとして…。
原稿を持って行ったとき、編集マンが「いまどきナマゲンでくれるのはフクちゃんだけだよ。最近はみんなワープロだもん。味気ないよ」
と、ぼやくのです。
ワープロ? なに、それ? 自分で原稿書かないの? 機械が書くって、どういうことなの?

出版社は神保町なので、秋葉原までは車でほんの十分程度の距離。初めて見る秋葉原。どの店にもワープロだらけ。
ありゃ、こりぁあ時代遅れと言われても仕方ない… 大作家になったつもりで「文豪」というワープロを購入しました。付録で付いてきたビデオを見ながら、ひとり深夜明け方まで機能を覚えたものでした。自分の名前と住所が印刷されたときの感動は、まだ忘れられません。

そもそものきっかけは、単なる好奇心です。

「 なに、それ? 」

e0013640_20282571.jpgこの言葉は、私の多様語です。子供の頃から変わりません。関心を隠せないのです。その気持ちがパワーになって、見たり触れたり聞いたり、します。
関心が増してこないと、あっそう、わかった、とそれに対する好奇心は消え失せます。

ところが、関心が高まると大変なことになります。学校の授業はそこそこに一目散に帰宅して、昨日の続き…。宿題はすっかり忘れてしまいます。

好奇心が満たされるまでそこを離れないのが、私の性癖です。
反対に、興味や関心がないと、まったくふりむきもしませんが。最近では、「冬のソナタ」がいい例です。どんなに話題になっていても、国民的ブームと騒がれようとも「一応、見ておきましょう」なんて気は起きません。
かと言って、あまのじゃく的反抗心があるかというと、それも違うようです。
ところが、少しだけ見たとたん「なんでそうなるの?」「これ、どうなるの?」と、メラメラと好奇心がわき上がってきてしまいました。…で、翌日から徹夜。 

大人になって記者を仕事にしたのも、偶然ではありません。 

人が何かをはじめるときも、人との出逢いをどう続けていくかも、その人の無意識で使っている「多様語」が大きく影響しているように思えてなりません。

いいことあるのかないのか、を多用する人はどうしても、得損的打算で人と関わっている気がします。
知ってる知らない、を多用する人は、人との関係に優劣をつけながら関わっている人に見えるのです。

言葉はその人の人生を映し出している、そう思えてならないのです。

…まさみ…
by masami-ny55 | 2005-07-08 20:32 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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