逆鱗野郎がまた大失態事件!

逆鱗に触れる…とは、中国の故事による。天子の怒りを買うという意味。転じて、上司や目上の人の怒りを買うこと、と辞書にはそう記載されてあるはず。

で、ボクの事務所には「逆鱗野郎」なる男がひとりいる。
度重なるそのドジは、時として仲間全員の逆鱗に触れる大失態を演じる。にもかかわらず一向に悔い改める姿勢がないに等しい。
というのは、その瞬間は神妙にかしこまっている。身を縮めて下を向いたまま時にはそれらしき涙も流してみせる。家族に不幸でもあったのかと思わせるほど神妙な姿で椅子に腰掛けたまま固まっている。
だがしかし、である。数時間もすれば元の木阿弥とはまさにこの男のこと。反省の色はけっして長くは続かない。すぐにお調子にのってはしゃぎまわる。お菓子をほおばり、本日は桃の節句にちなんで本郷でも銘菓と謳われた餅菓子をその場でむしゃむしゃとほおばり、「うまい!」などと、まわりに一切憚ることなくひとり美味に悦楽しているではないか。その姿に又、再びオナゴたちは口を揃えて「許せない!」

そして本日のこと、仲間たちが忘れかけた逆鱗が蘇ったのである。またまたこの男がみんなの逆鱗に触れることをしでかした…。なにか?
事務所の仲間たちは全員で「国の仕事」に取り組んできた。はじめは、受諾すべきか否かでけっして足並みは揃っていなかったが、徐々に日を重ねるうちにみんなはひとつになって仕事を続けた。この男が関係省庁に提出する書類制作を担当した。みごと受理されたので、「では、本当にやるのか否か」の議論となり、ゴーになった。ただ、この際「認識番号」という登録がこちらに行政機関から渡される。
この番号で、授業の申請を提出していただたり、関係機関はこの番号で業務を整理する大切な番号である。が、しかし、この番号を私物化していたのがこの逆鱗野郎だった。
そして、印刷所から刷り上がったチラシを本日早朝からみんなで関係機関などに届けたのだが、まさか、この番号が違っていたのである…。
事務所内ではオナゴたちの、「もう、ゆるせない!」の、連発だった。

とにもかくにも、本日は緊急会議。逆鱗野郎は例によって、あのポーズ、だ。
逆鱗野郎は実によく働く。学歴は当代一であるのだが、なぜか間抜けで肝心なことを軽んじすぎる。直ちに関係機関に連絡を取り、処置をすませた。指示は「印刷し直すこと」で決着が付いた。ただ、また印刷代はかかる…。嘆く仲間もいれば、堅く口を閉ざす者もいる。
仕方がない、ボクの出番だ。ここまで頑張っておきながら、なぜこんなドジをするか、の理由を伝えた。責任はボクを含めて全員にある、と。不幸中の幸いは、「印刷代」ですんだということ。ムダと言えばムダだが、これは「勉強になったと思う」と。初めての仕事にもかかわらず、ここまで順調すぎたと思う。こうした失敗は絶対に今後の糧にすべきだ、とも。今後は情報を私物化せずに全員で把握しておこう、と。
さらにボクはみんなに、「この仕事、しばらく続けるぞ。どう思うか」と聞いてみたら、全員が「やりましょう!」との返答だった。

資金はかかる。だが、お金で済む話しだろう。なんとかする。それよりも、先日の「面接」に来てくれた若者たちの表情が良かった。オナゴのひとり、やっちゃんは「面接を待っている時は手を膝に置いたまま緊張していたけれど、面接がすんで戻ってきたらみんな目を輝かせていたから…いいよ、みんな、頑張って欲しいね」と。
やれるところまでやってみよう。どうせ初めての仕事だ、逆鱗野郎よりももっとひどいドジをボクは踏むかも知れない。失敗を怖がって、なにが人生か! と。

逆鱗野郎のドジが、みんなをひとつにした…。

…まさみ…
by masami-ny55 | 2011-03-04 22:43 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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