便利さの影に

或る日、職場で…。
こんな会話が聞こえてきた。
「アイツ、又だよ。ホラ…断りメール! 電話してくりゃいいのによぉ。都合が悪いときはいっつもメールで済ませてんだぞ、アイツ。大したモンだよ、まったく」
「理由は?」
「気分が悪いから…だって、さッ」

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お断りは、確かに面と向かって言いにくい人達がいることは確かだ。こういう人達にとっては、携帯メールというのは、なかなか便利な現代機器ではないか。一方的に「ハイ、これ! 約束は、以下の理由で、できません。お断りは、以下の理由です」と、書き込んで相手に通知すればその事項に関して、おしまいにできる。
それもこの場合は「気分次第」が理由にしているのだから…。こういう人達には、相手の気分はどうでもいいのだろう。
「まだ、仕事でバタバタして」
「片付けなければならない諸問題が残っていて」
「体調が優れず」
「一段落しませんので」
理由はなんとでも、書けそうだ。そして、このとき使う曖昧極まりない言葉の表現…。なんと、解釈すべなのか…。推理、が必要になる。

また他にも、こんな話を聞く。
「メールが来るだけマシですよ。留守ロクに入れても、返事もない人だっているんだから…。そのくせ、アツイは自分がそうされるとムキになって怒る。ひでぇよ、なッ」

コミュニケーション、かかわり。
電話機は、そのための機器である。悪戯電話ならまだしも、相手の名前が掲示されているのに、自分の一方的な都合で、受信したり拒絶したり…では、会話中に、返事もしないで傍観者のごとく、人の中にいるのと同じ事ではないか。

さてさて。自分の都合に合わせて…というのは、たしかに便利で、都合もいい。が、しかし…。
こういう人は、そのたびに大切なものを失っていることに気づいていないのだろう。

人と人との関わりの中で、言葉がある。無視とは、最大の痛みを持つ言葉であることに気がついていないのかもしれない…。
相手との関係で「信頼」や「信用」、人間としての「愛情」を失っていくことになる…
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「そういう人達は、いっそ携帯電話なんて持たない方がいいです!」
とは、職場の女性の声。確かに、一理ある。



…まさみ…
by masami-ny55 | 2005-10-11 18:52 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


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