カナダから届いた「Bernard Callebaut」

日本では、「愛」ってことば、文字だけでも「経済効果」があるのかも知れない。

そもそも、2月14日「バレンタインデー」と名付けて日本のチョコレート業界はこの日だけで年間売り上げの70%も売り上げてしまうという。クリスマスというキリスト教の宗教行事がいつの間にか日本の家庭では、親が子供に何かを買い与える日になったし、異性関係でも「特別な日」だから愛する人と一緒に過ごすという日になっているようです…。ここまで来ると、面倒でたまらない。

終戦から65年。敗戦国に見たことも聞いたこともない「民主主義」ということばが国政を一変。いままで日本史で最も下級だった国民主権を謳った憲法が発令された…。明治、大正、昭和初期に渡って自由を獲得するために戦った多くの文化人がその命を奪われてきた。しかし、そんな歴史もいまはもう誰も見向きもせず、自由を謳歌できている。オリンピックという世界の人々が集う大会の開会式での主催者たちのスピーチはあまりにも感動的だった。目頭が熱くなったが、参加している日本人選手が画像に映された時、あくびをする選手やボーとして話を聞いていない表情をする選手が映し出されていた。さほど困難な英語ではなかったのに…。挙げ句の果ては、「服装」が乱れていることで開会式に欠席した若い選手がいたと聞く。彼らの費用はすべて国税である。つまり、日本を代表している人々だということ。彼らにそんな自覚はあるのか、ないのか…。日本の各メーカーはこぞって彼らを自社の広告に活用する。

「宗教」ということばと、「religion」とは元来ことばの意味が違う。そんな違いを正しく開設する面倒よりも、「愛」という容易いことばで一括りに束ねてしまう。「愛」が最高です、言わんばかりだ。要は、自分にとっていい気分がいいということ。ここまでくれば「愛」とは、自己中心的言語の代表語ではなかったのか、と言いたくもなる。なぜ、Loveばかりが日本に伝わって、Charityという単語を使わないのか…不思議になってくる。

バレンタインデーの日はオナゴたちが男の人にチョコを贈る。母の日だけはカーネーションを。父の日には電話する…。クリスマスの日は家族は一緒にいなければならない…。特別な関係の異性たちも、また…。心の表現ではなくて、ものを贈る行為だけが一人歩きしていく。買い与えるから、経済活動になる。
バレンタインデーの次は、男がオナゴにお返しとしてお菓子などを買い求める「ホワイトデー」だそうだ…。
勘弁して欲しい…。

こういう時代の日本の中で「慈悲」の美しさを伝えることは、現代では困難なのかも知れない。しかし、止めてしまったら自由空間が失われてしまう。個性がなくなってしまうのでないのか…と、怖くなる。

昨日の14日。
「Chocolaterie Bernard Callebaut」と「See's CANDIES」が届いた。いつもの友達からだった。「Bernard Callebaut」には、カナダからの贈り物、とオリンピックと引っ掛けていた。オリンピックにはさほど関心のないボクに対してのいたずらとしても、楽しくなった。

オリンピックは全世界最高の選手が集まってくる。日本のメディアはそういう人々の物語をもっと紹介してもいいのではないのか。日本選手だけの紹介ではなくて…。アメリカとカナダ両国の物語だけとっても、番組が出来ると思うし…。せっかくの機会を「日本人選手よ 金を獲れ!」で終始してしまうのはあまりにも惜しい。日本だけしか知らない子供たちが世界の人々の様子や文化を知るこの上ないチャンスでもあり、現代日本の姿と世界を比較できる機会なのに…。

そんな面倒なことをしなくても「お金」になっている、と言われそうだが。
やはり「愛」は「お金」になるということか。


人気blogランキングへ
文字をクリックして下さいませ。 ありがとう

…まさみ…
by masami-ny55 | 2010-02-16 02:29 | 日記


東京の日常生活と、仲間たちとの交遊録


by masami-ny55

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

Translation(翻訳)

記事ランキング

以前の記事

2015年 10月
2015年 04月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 08月
more...

カテゴリ

全体
日記
我がヤンキース
自己紹介
未分類

フォロー中のブログ

空とぶっちゃの日々
松井秀喜選手の「夢」物語

検索

画像一覧

その他のジャンル